アニマルコミュニケーション 8(ふるむ編スタート)

●「アニマルコミュニケーション 7(おらく最終回)」の後、ほんの1〜2分ほど、

 

 通訳さん「おらくちゃん、どうですかー?」

 私   「寝てるー」

 通訳さん「寝てるー? ああ、疲れたのかも・・・」

 

という程度の人間どうしの会話をしてから、すぐに続けて《ふるむ》との対話に移りました。

 <ふるむ(8歳♂):

  さわってるほうです、触られてる方じゃなく 笑>

 

今まで勝手に解釈していたことと、かなり違うところがあったな〜。やっぱり、聞いてみないとわからないものです。

 

●アニマルコミュニケーションを始めるまでのことは、

アニマルコミュニケーション 1 」に。

 

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通訳さん:ふるむさん、話しますか?

 

私  :うん、シンプルだけどちょっと、聞きたいことはあるので。

 

通訳さん:はい、じゃあ・・・今度、替わりましょうね。

     来てくれるかなーちょっと、聞いてみまーす。

 

     ・・・さちよさんのところのふるむさん、

     お話ししてもらえますか〜?

     ○○(通訳さんのフルネーム)でーす・・・

 

 

<ふるむは画面下に寝そべっています。

 私はふるむを撫でながらしゃべります。>

 

ふるむ:・・・・・・いーよ。なーに?

 

私  :うふふふ・・・

 

ふるむ:おはなししてもいいよ。なーに。

    ぶっきらぼうな話し方。笑)

 

私  :ふるむー、いつも寂しい?

 

ふるむ:ンなれた!

    (言い切り。スッパリ!)

 

私  :・・・なれた・・・

 

ふるむ:もうなれたよ。うん。

 

私  :ごめーんふるむー・・・・・・・・・

    ふるむさー、冷房の部屋が、好かんもんね、

    イヤやもんね、そやろ?

 

ふるむ:ちがうよ?

    そこにいると、イヤかな、と思って。

 

私  :なんでー、いやなわけないやろー? ふるむー・・・

 

ふるむ:だって、おらく、くるしそう、だから。

 

私  :そーねー、おらく苦しそうだから、

 

ふるむ:あそびたくなっちゃうし。

 

私  : ・・・・・・・ああ・・・

 

ふるむ:いると、遊びたくなっちゃう。

    叩いたりしたくなっちゃう(ニコリ)

    (ふるむは本当に、よく「手」を使える。

     叩いたり、ひっかけたり、

     小さい頃から、おらくの肩に手をかけようとしたり。)

 

私  :そーねー、

 

ふるむ:でもダメだから。

    ・・・・・行かないようにしてる。

  

  

  

私  :ふるむは、よく分かるもんねえええー

 

ふるむ:うん。

 

私  :ふるむはほんっとに、全部わかるね?

    ね? エネルギーの動きとかね? ふるむ。

 

ふるむ:うん。

 

私  :すごいねー。

 

ふるむ:とくい。  とくい。

 

私  :得意よねー、

 

    (たとえば・・・

     毎朝、顔を洗い始める私に "背を向けて" 座って、

     ふるむは、洗顔が終わるのを待っていてくれる。

 

     私は顔をぷるぷる洗ったり、

     歯ブラシを取ったり置いたり、

     いったん鏡を覗き込んだり、

     昨日とは違う方の歯磨き粉を使ってみたり、

     時間をかけてみたり急いでいたり、と

     けっこう不規則な音をずっと立てているはずで、

 

     水も何度も出したり止めたりするのだけれど、

     必ず「さて、終わった」と思いながら水を止めた瞬間に、

     ふるむはニャアと鳴くのだった。)

 

ふるむ:うん、

 

私  :ほんとに、よくわかっとーよ、私もそれ。

    そう・・・・慣れた、って、悲しいやない、

    そんなこと言わんどってよ、ふるむー。

 

ふるむ:うん、なれた。さびしいんじゃなくて、

    ここにいること・・・に、・・・・なれて、

    ・・・・たのしくなってきた、ってこと。

 

私  :慣れて楽しくなってきた?

 

ふるむ:ひとりでいると、たのしくなってきた。です。

 

私  :一人でいると楽しくなってきた・・・・?

 

ふるむ:うん。

 

私  :あーーー・・・そうかー

 

ふるむ:ひとりであそぶの、なれて、

    たのしくできるようになってきた、です。

 

    (ふるむは小さい頃から、

     おもちゃで遊ぶのもうまかった。

     ひとりで遊ぶ方法を発明している感じだった。

 

     少し重みのあるものは、くわえ上げた勢いで

     真後ろに ”バックドロップ”  してから

     振り向いて飛び掛かっていく

     という技を繰り返していた。

     まるで熱心な「自主練」を見ているようだった。

 

     軽い小さいものは、水の器に浮かべてから、

     片手で水面をくすぐっては

     泳がせたり、すくってみたりと

     その動きの妙を楽しんでいた。

 

  <救い出してみたり。>

  

  <見守ったり。>

  

     今は、おもちゃを使っている様子は無いけれど、

     さらに高度な一人の楽しみ方を編み出す境地に

     達したのかもしれんなぁ・・・)

 

私  : ・・・・・・そうかー・・・・

    ・・・ふるむがねー、

 

ふるむ:たまに◯△×□△たりしています。

 

私  :「たまに」何ですかー?

 

ふるむ:「見に行ったり」しています。

 

私  :あーーーーー・・・おらくをね、

 

ふるむ:おかあさんの様子と、

 

私  :あたしと、

 

ふるむ:おらくのようすを・・・見てます。

 

私  :時々来るもんねー・・・

 

ふるむ:うん。・・・・・・・そしたらまた、

    こっちに来ています。

 

私  : ・・・・そうだよねー・・・・・

 

ふるむ:だからだいじょうぶ。

    行きたい時は行ってるし。

    だから、だいじょぶ。

 

私  :おらくが、心配してくれてるよ、ふるむを。

    ・・・・おらくに、・・・おらくと

    しゃべらんのー? ふるむ。

 

ふるむ:うん、しゃべらない。

 

私  :なんでー・・・ふるむー・・・

 

ふるむ:べつに話すことないし。

 

私  :ふふふふ。。。。だって、ふるむ、

    いっつもおらくに、はな・・

    おらくと、遊びたがるやない?

    どして、おらくと話さんの?

    おらくは話したいって。

 

ふるむ:めんどうだもん、話すの。

    遊ぶのはいいよ、

 

私  :あ〜・・

 

ふるむ:ちょっかいだすのは。

    話すのはめんどう。

 

私  :あーーー、・・・・ちょっかい出して

    遊ぶのは好きなのね?

 

ふるむ:うん。でも、話すのはめんどう。

 

私  :あーーー・・・

 

ふるむ:話してなんになるのか、わかんない。

 

私  :はははは、あんた、

    それがコミュニケーションってもんやろ。

    ちがう?

    あそび・・・遊んでコミュニケーションとるのね、

 

ふるむ:うん。

 

私  :おらくのこと、す、すき〜?ふるむ・・・・・・

    こわい? 好き?

 

   

 (一旦 "なんやねん" 状態になると、

  このように、

  

  声を出したり、視線を逸らしたりするの

  (自他共に認める弱い立場)は、決まってふるむの方。

  ふるむの方が体重は3倍以上の大きさなのに。

  

  ・・・・だから、尋ねてみた。)

 

ふるむ: ・・・・・まぁまぁ、かな。

 

私  :(笑)

 

ふるむ:まぁまぁ。

 

私  :まぁまぁ?・・・おらく、ふるむのこと

    「かわいい」って、

 

ふるむ:まぁまぁ、まぁまぁ・・・・だな。

 

私  :はははははは

 

ふるむ:すきー・・・・?・・・まぁまぁ、かな。

    すきー・・・?・・・まぁまぁ。

 

私  :「好きー・・・?んー・・・」ってぐらいね。

    ・・・・・かわいーねー、ふるむはねー・・・・

 

ふるむ: ・・・・・うん。

 

私  :じゃあ、ふるむさー、ふるむはベランダに

    出るけどさぁあ〜・・・・・その時わたし、

    あんたがねー、鳴くけんねー、ねー、

    あなた、けっこう私に喋るやろー?

    ニャーニャーニャーって。ね?

    だから・・・ベランダに出たらさー、

 

ふるむ:うん。 出たから、「出たよー」って言う。

 

私  :そうね。そうそうそうそう。

    あんた、出たよー、って。

    なんかとりあえず、報告するね? 私にね?

 

ふるむ:うん、ゆっとかないと、

    閉められちゃこまるから。

 

私  :ははははは、そんなこと心配しよったト?

 

ふるむ:うん。

 

私  :えーじゃあさ、私、あんたがさー、

    ニャーニャーニャーニャーって言うからさー、

    あんまりなんかー、よその人に聞こえたら、

    あれかなー、と、猫の鳴き声が、

 

ふるむ:うん、

 

私  :聞こえたらダメかなーと思ってさー、

    あんたがずーっと私に話しかけんようにー、

    私はベランダに、

    ・・・・あんたと一緒には・・・・

    出ないように・・・・、してるんよねー、

    ・・・・それはさー、・・・さびしい?

 

    ・・・全然、寂しくない?

    (それはそれで、私としてはナニだ。)

 

ふるむ: ・・・・・さびしい。さみしい。

 

私  :さみしい? ごめんなさい。

    (この瞬間の最大風速:

     「ごめんなさい」10%、「よっしゃー」90%)

 

ふるむ:いっしょに、ベランダを、たんのうしたい。

 

私  :じゃ、一緒にベランダを堪能して、

    じゃ、そうしよう? これから。

 

ふるむ:うん。・・・する。

 

私  :ふるむのこと、ほったらかしに、

 

ふるむ:ベランダであそぶ。

 

私  :ベランダで遊ぶ?・・・ほったらかしに

    しとーわけじゃないトよー、ふるむー。ねぇ。

 

    ・・・おらくがねー、苦しそうになったらねー、

    おらくの世話をしてしまうからねー、

    ふるむ寂しいねぇ?

    でも、おらくが心配しよるって、それを。

 

ふるむ:うん。・・・それはわかってる。だから、

 

私  :「わかってる」・・・・

 

ふるむ:いつもじゃなくていい。

    でも、たまにあそんでほしい。

 

私  :ああああ・・・・・・・いいコやねえ。

    何が、何であそ・・・、ベランダで遊ぶやろー?

    そしてさ、あんた、一回一回、

    (=プランターに自然に生えている雑草)食べてさー、

    ゲ〜!って吐くやろー? ふふふ

 

ふるむ:うん。好きだから、それ。好き。

    (ニコニコ)

 

私  :それ、好き。 吐くの、好きね?

    (好きではあるのか。吐き気のたびに、

     あんなに困った大声で鳴くくせに)

 

ふるむ:吐くと、スッキリするから。

 

私  :スッキリするね。

 

ふるむ:うん、

 

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アニマルコミュニケーション 9へ。

 

 

 

アニマルコミュニケーション 7(おらく最終回)

●「 アニマルコミュニケーション 6  」のつづきからです。

・今後のこと、おらくと改めて約束

・「病院に連れて行ってほしい」か、「行かないほうがいい」か、おらく本人に尋ねた。おらくこそ、本質をよ〜わかっとった。

・猫の「色覚」

 

●アニマルコミュニケーションを始めるまでのことは、

アニマルコミュニケーション 1 」に。

 

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おらく:ほんとに、じぶんが悪いとき、だけ、です。

    ゴメンネは、なしよ、です。

    あまり、おかあさんが、ほんとに悪いときは、ないから・・・

    今後ほぼ、ないから、です。

 

私  :うん。・・・・

 

    そしたらさー、おらくさー、私は、

    フツーに生活するから、フツーに、

 

おらく:うん、

 

私  :遊びに・・・・いくことが、あるよ。

    ・・・・おらくを、おらく、

    ・・・・この前みたいに、ほんっとに具合が悪くなって

    苦しかったら、もちろん、全部休むけど。

 

おらく:うん。うん。だいじょぶだよ。

    だいじょぶ。行っていいよ。

    あそびに行っていいよ

    (ニコニコ)

    ・・・たのしくしてて、くれたほうが、

    おかあさんが、らく、おらく、心配しているより、    

    たのしくしてくれた方が、大好きだから、

    いい、だと思う。

 

私  :そうね・・・。

    そしたらさー、おらく、わからんかもしれんけどー、

    おらく、私が出かける時さー、

    おらく、この、管、が、

    

    <この管。件の。>

 

    (口の)近くにある方がラクって、覚えたやろー? ね?

 

おらく:うん。

 

私  :ね?  これ、(ケースの天井から外して)下のほうに、

    おらくの顔の方に置いといたほうが、

 

おらく:うん、おねがいします。

 

私  :いいかなー

 

おらく:うん、

 

私  :その方がいいねー

 

おらく:その方が、あんしん、だから、

    おねがいします。

 

私  :そーっか。それがいいねー

 

おらく:うん

 

私  : ・・・・・・だから私、

 

おらく:あとは?

 

私  :たかとねー、喧嘩・・・喧嘩っていうか、

    最後に意見が食い違ったのもそうやけどー、

 

    おらくをねー、私がねー、

    病院に、連れて行ってねー、

    おらくがどんどん薬、きつい薬をね、

    体の中に入れられてタイヘンになる、と思ってね、

 

    私は病院に行かないで、

    病院まで行くのも大変やしね、病院に行かないで、

    おらくが臭くてイヤやけど、ね、

    レメディっていう、いろんな、体にいい自然なものをね、

    とってもらおうと思って、

 

    ・・・だから、これからもね、この前みたいに、

    おらくが大変・・・・・・・・・・吐いたりね、

    ほんとに大変・・・・・な時もね・・・・・・・、

    この、体にいいものをね、

    飲ませるだけしかできない、・・・んよねー・・・・・ 

 

    それで許してーおらく。

 

    病院に連れて行ってね、たかはね、病院でねー、

    強い注射を打ってもらったらいいって

    言うけどねー、おらくー・・・・・・・

 

    ・・・・おらくが苦しむのは、私もつらいけどー、

    ・・・でも、

 

おらく:おかあさん、だいじょぶ、わたし、

    それでいいよ、だいじょぶ、

    ・・・それでいい。

    ・・・・だいじょぶ。おかあさん。

 

私  : ・・・・・・・・

 

おらく:それしかできないと、言わないで。

    そんなにしてくれて、ありがと。

    ・・・・いっぱいしてもらってる。

    だいじょぶ。ありがと。

 

私  : ・・・・・・・・・・・・

 

おらく:注射をうって、よくなることもあると思う。

    でも、ない、こともある。

 

    だから、・・・・行ったからいいとか、

    行かないからダメとか、

    そういうことでもないので、

    あんしんしてください。

    好きに、していいよ。 だいじょぶ。

 

私  : ・・・・・・・・・・・・・・おらくは、

    どっちの方がいいとか・・・・わからんよね・・・・

    ・・・・わからん、っていうのも変な言い方やけど。

 

おらく:うーん・・・病院に行くのはきらいだから、

    このままでいいと思う。

    病院は、待つのもイヤだし、

    いっぱいいるから、イヤだし。

    (猫アレルギーだし・・・!)

    家にいられるから、このままでいい。です。

 

私  :わかった。

 

    ・・・・・他には?

    何でも言ってほしい。

    私に、何でも言ってほしい。

 

    もっと、何がしたい? 何がイヤ?

    ぜんぶ言ってほしい。

 

おらく:うん、今ここにいるのが、いちばんいいから。

    あとは、白いの食べて、

 

私  :ふふ・・・

 

おらく:ふわふわ食べて、なでてもらって、それでいい。

    だから、もう、満足しています。

 

    なにも、イヤなことは・・・

    水がくさいぐらい・・・なんだ。

 

私  :(笑) えへへ・・・

 

おらく:だから、だいじょぶ。

    くさいのも、飲んだ方がラクになること、

    少しあるから、がんばって、

    飲みます、です。

 

私  :もー、おらくはほんとに、わかって

    飲みよるからねー。

 

おらく:うん。

 

私  :ほんっとに私もそれは、わかるよー。

    おらくは理解して飲んでるなー、って。

 

おらく:ラクになること、わかる、です。

 

私  :うん。・・・・わかった。

    白いの食べて、ふわふわも好きね、やっぱり。

    あ、ふわふわってなんだっけ?

    ふわふわって、ケーキみたいなのよね?

    ・・・ちょっと喉が・・・・

 

おらく:ケーキじゃなくて。

 

私  :あ、そっか。  鰹節ってやつね。

    白いのの、近くにあるの。

 

おらく:ふわふわしてるやつ。

    するするしてるやつ。

 

私  :するするしてるやつ。

    ・・・・か・・・魚の匂いがするやつ?

 

おらく: ・・・魚のにおいは、少しだけ。

    魚のにおい、してる、ふわふわしてる、やつ。

 

私  :茶色いのね?・・・・・ちがうか・・・・

 

おらく: ・・・・茶色いかどうかは、わからない。

 

私  :(笑)

 

おらく:するするしてるやつ。

 

私  :するするしてるやつ。

 

おらく:うん。

 

私  :ふわふわ、するするしてるやつ。

 

おらく:うん、うん。

 

私  :・・・・そうか。茶色・・・

    色は、わからないの? おらく。

 

おらく:色は、わかるものと、

    わからないものと、あると思います。

 

私  :うーん・・・・そうか。

 

おらく:黄色、と・・・か、・・・・わかる。

    きいろ、わかる。

 

私  :黄色わかる。

 

おらく:うん。

 

私  :かわいー! きいろ、わかるのー。

 

おらく:うん・・・・・

 

私  :おらく、

 

おらく:あとは、ちょっと、よくわからない。

 

私  :あとはよくわからない?・・・・そっか。おらく、

 

おらく:黒いようなのと、明るいのと、

 

私  :なに?・・・・うん・・・・

  

 <話しているうちに、涙でぐちょぐちょに・・・なってるところに

  しゃべり始めがおらくとかぶってしまって、

  パソコン側に聞き直そうとしてる顔>

 

おらく:暗いのと・・・・・それと、きいろ。

 

私  :明るいのと、暗いのと、黄色?

 

おらく:うん。

 

私  :へ〜・・・・わかったー。

    おらくさー、私がさー、わたし、時々

    歌を歌うけどさー、ふふふ・・・・

    うるさ・・・い?

    ははは、だいじょうぶ、ですかねー?

 

おらく:だいじょぶ。好き。

 

私  :ありがと。

 

おらく:いっしょにうたってる。

 

私  :一緒に歌いよートー?

 

おらく:ぶーぶぶーぶぶーぶー、って。

 

私  :わかったー。うれしー!

  

  <うれしい顔。>

 

おらく:ぶーぶぶーぶぶーぶー・・・・って。

 

私  :わかったー。・・・・おらくさー、

 

おらく:そろそろ、

 

私  :うん、そーやねー、そろそろ。

 

おらく:おやすみしたいです。

 

私  :おやすみしてください。

    おらくさー、ヒーラーの明子ちゃんのとこに

    行った? 姿を見せに。 行ったよね。

    (「アニマルコミュニケーション 1 」で、

     これまでとおらくの状態が変わってきてる、

     注意して、とアドバイスしてくれたヒーラーさん。

     詳しくは、また後日、書くと思います。)

 

おらく:ううううん、いってないよ。

 

私  :行ってない・・・ああ、じゃ、明子ちゃんが

    (おらくの魂を)覗いて見てくれたのかな。

    わかった、おらく、おやすみしてー。

 

おらく:うん、おやすみ。おやすみ。

 

私  :ありがとーおらくー!

 

おらく:ま、た、ね。

 

私  :ありがと〜!  へ〜い!

    ・・・そしたら、次、ふるむ、カモン!

 

通訳さん: ・・・・・・・・はい、出ていかれましたー。

 

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おらく編はここまで。1時間15分ほどの対話でした。

感じたことなど、対話を終えてからのことは

いろいろと、これから書いてゆく予定です。

まずは、ふるむ編へ。

 

 

アニマルコミュニケーション 6の【註】 あさひとおらく

=あさひのこと=

 

今のおらくが、死んだ初代猫あさひと

時々話しているかという

アニマルコミュニケーション6」での私の質問は、

私としては、「おらくは何が食べたい?」と尋ねるのと同じ

リアルな質問の一つにすぎないのだけれど、

 

質問の性質上やや突飛かもしれないので

内容を軽く補足しようと思・・・・ったら、

詳しめに書くことになってしまった。

 

私にとって今なおリアルなあさひと

おらくのことを、書いておきたい。

 

===================

 

【あさひ色のあさひ】

あさひは、私の初代猫。

薄めの茶トラにところどころ白、長しっぽという、

おらくとほぼ同じ姿。

 

生後半年ほどのところを拾った方から、いただいた。

明日猫つれて来る、と聞いた途端に、

なぜか名前は「あさひ」だ、と浮かんだ。

あさひ色のあさひがやってきた。

 

先天性の心臓の持病(心筋症)があったようで、

半年ほどうちで暮らして、

1歳ちょっとの若さで、あっさり逝ってしまった。

 <あさひ先輩>

 

 

【リアルを超えた、超リアル】

アカシックリーディングの練習をする人たちが集まって、

二人組でお互いに相手をクライアントとして読み合う

ということを続けていた頃、

動物の方が純粋だから読みやすい、というプロの方に

お相手してもらったことがある。

 

つまり、読み合う練習のため、私のほうは

その方自身のアカシックレコードのリーディングをしたが、

その人には、私のではなく猫のアカシックレコード

読んでもらうことにした、というわけだ。

人と同様に、その動物の情報自体を

読み取って伝えてもらうというスタイル。

 

私が

「今、うちには2匹いるんですけどー・・・」

と始めると、すぐに

「ん?2匹?・・・もう1匹いません?」

と言われた。

そのとおり! 腑に落ちる "見え方" だった。

 

例えば、夜、帰宅して玄関に入ってすぐの暗がりの中、

足元にしゅるん、と長い尻尾が見え、

おらくが出迎えに来たかと思って電気をつけても姿は無く、

ん?と探すと、本人(本体?)は奥の部屋で寝ていた、

というようなことがあった。

その時には、一緒に帰ってきた同居人も同じ様に感じ取っていた。

 

リーディングによると、

あさひは短命の猫人生を繰り返しながら経験を重ねているらしい。

2008年7月に1歳で逝ってから

10年ちょっとのうちに短いネコ人生を1度終え、

2020年にリーディングしていただいたその時には

もう2度目の転生をしており、

どこかの誰かのところで、平和に暮らしているようだった。

 

私がおらくを見つけた時、

「あさひちゃんの生まれ変わりかと思うような

とても運命的なものを感じたでしょう?」と言われた。

 

 

【おらくが舞い降りた】

そうです。

2010年、新居に引っ越してからまだ半月足らずの頃、

ふだん歩かない道を通っての帰宅中、

車の騒音と梅雨の雨音に混じって、子猫の声が聞こえた。

あさひが逝ったのと同じ7月に、

あさひと同じ姿の猫♀が、

あさひとの時間を別の時間軸でやり直してくれるかのように、

私のところにやってきた。

 

でもその人の説明では、

その時は既にあさひは別の転生をしていて、

あさひ自身が私のところに来るには

タイミングが合わなかったので、

 

私が今だに寂しがってるから、

あんた行ってやってちょうだい

と、あさひが同じ魂グループのおらくの魂と話し合って、

あさひが差し向けてくれたと「わかる形」で、

おらくは私の前に現れた、のだって。

 

おらくの魂はそのために

私に「わかる形」として、

あさひと同じコスチューム(笑)で、

ある意味、奇妙な状況の中、

ぽこんと私の前に現れたのだった。

 

野良猫なんて最もいそうにない、

博多で一番大きな車道沿い、立ち並ぶ大きなビルの前、

コンクリートだらけの一角の

狭い狭い隙間で雨を避けながら、

まだ母猫と一緒にいて当然の小ささの子猫が

1匹だけで、母親を探して鳴いていた。

 

カラスがふざけて子猫をくわえて飛んでポイ、と

捨てるようなこともあるらしい。

とにかく、もはや誰にも真相はわからない

不自然な不自然なプロセスをくぐって、

とにかく、おらくは私の目の前にちょこんと現れた。

 

 

【あさひの一炊の夢】

あさひは、私と遊んだ時の楽しさを覚えていて

今の暮らしの、昼寝の最中などに

時々私のところに遊びに来ている、と

リーディングしてくれた人は言う。

私の視野をしゅるりと横切ったのは、そのあさひだ。

 

たしかに、あさひと私は、部屋の中で毎日

楽しさMAXで、一緒に走り回って遊んだ。

 

全速力でコーフンして走りながら

急に方向転換したあさひは、

すぐ後ろを追いかけて走ってくる

私の足と正面衝突してしまった。

走る私が上げた足の裏側、指の付け根のあたりと、

あさひの額がぶつかった。

トン!と音がするくらいの衝撃を受けて、

あさひは毛の流れを歪めたまま、しばらく

ソファの横にうずくまっていた。

やれやれ、全力で遊ぶとこういうことにもなった。

 

あさひは、ほんとうにアタマのよい猫で、

私と猫じゃらしで遊んでいて、勢い余って

長く強い尻尾でコタツの上のお茶を

ひっくり返してしまった時には、

お茶がこぼれて私がハッ!とした次の瞬間、

叱られる前にと、素早く近くのソファの陰に身を隠した。

しかもその一瞬のうちに、こちらに一歩近づいてまで、

私が無意識に手放した猫じゃらしをさっとくわえてから

身を翻して避難。

猫じゃらしはポトっと足元に置いた上で、

ソファの陰からこっちを覗き見て、私の様子をうかがうという

見事な最善の判断で、

大事な猫じゃらしを失うことなく

自分の身を守ったのだった。

 

始めからべつに叱る気など無かったが、

あの瞬時の判断に私はシビレて、愉快に声を立てて笑った。

 

その頃使っていた一番おもしろかった "おもちゃ" と一緒に、

今のあさひは楽しさを覚えているらしい。

「なんか、ピンクの布で、こう、細長〜〜くって・・・」と、

リーダーの方が形状を詳しく伝えてくださったとおり、

私たちがサイコーにもりあがったおもちゃは、

私が着物を脱いだあとしばらくその辺に放っておくのが常の、

腰ヒモだった。

 

あさひは自分からそのヒモをくわえて走ってもいた。

ヒモの面白さに味をしめたのか、

私が三味線を弾き始めると、必ずと言ってよいほど

赤い腰巻のヒモ部分をくわえて

右へ左へと走り始めるので、

長唄の三味線にのせて、よく目の前を赤い布がバサバサ

流れ続けていたものだ。

 

あの、ほんの短い永遠の楽しさを、

あさひが今も記憶してくれていると

三者が  "見て"  教えてくれたのは、実に、

私の中にしかないと思っていた鮮やかな場面が

急に世界に認められたようで面映く、また

ね、そんなに寂しがらなくてもよかったでしょう、

と言ってもらえたようでもあり、

なんとも急に起きた、ありがたいことだった。

 

それに、どこのどなたかわからない今の飼い主さんのお宅を

夢の中で抜け出しては時々来てくれているなんて、

なんだか、飼い主さんには失礼ですけど、

ちょっと自慢したいような気分でもある。

 

 

【心筋症】

心筋症というのは、急に発症する病気だと病院で説明された。

ヒトの心筋症もまったく同じ理屈だ。

 

心臓が血液をうまく規則正しく送り出せないことで

心臓内に一部の血液が逆流するような形で

回っているうちに濃くなって血栓を作ってしまう。

 

それが心臓の中にあるうちはよいのだけれど、

血管に流れ出てしまうと、どこか血管の細くなったところで

詰まりを起こしてしまう。

あさひの場合は、血栓が詰まったのは

大きい動脈が後脚と尻尾との3方向に分かれるために

少し細くなっているところだった。

 

発症する前日の夜、あさひは

ひとりで机の上で遊んでいて少し後ずさりした時に

ドサッと不恰好に床に滑り落ちた。

「あんた猫のくせに、どーしたトね?」

と言った記憶がある。

あの時で既に、机の縁がどこまでなのか

感じとれないほどに

後ろ足は痺れていたのかもしれない。

 

 

【最後のニャー】

その日は用事があって一旦、数時間留守にした。

その間に発症していた。

私が帰宅してドアを開けた瞬間

一声だけ、不穏な声で私を呼んだ後、

今度は、あさひ、と呼んでも返事をしないので

焦って部屋中を見回した。

もう両足が萎えて立たなくなっていて、おしっこが漏れた位置から、

前足だけで這って私のほうに少し進もうとしているのを見つけて、

ワケがわからないまま病院に走った。

 

その場面をリーディングしている間、リーダーさんが何度も

「その時あさひちゃんが、一声、小さく鳴いたの、覚えてますか?」と言う。

帰宅した瞬間に大きく、ンギャオ!と呼ばれた、と伝えても、

それではない、とはっきりおっしゃる。

「その後、もう一度小さい声で鳴いたはずです」と。

 

完全に動転していた記憶の中には、

残念ながらその声は残ってないんだなぁ。

「さちよさんに、”お帰り” と言って、もう一度撫でてもらうために、

小さい声で一度、ニャーって言ったはずです」

 

この人の確信をもった言葉は、

私自身が10年近く後にしゅるん、と感じ取った暗闇の中の

リアルな尻尾の影としっかりつながっている。

あの、前足だけで這って私の方に近づこうとしていた時の

あさひの顔つきとも重ねて、

心をもって撫でてもらうことが猫にとってどれだけ大事なことなのか、

私は心に刻んだつもりだ。

 

 

【おらくとあさひ】

おらくの「らく」は、「落陽」の「落」だ。

拾った頃には、夕陽が差し込む私の新居を既に

「落陽楼(マンションの一室だけど)」と名づけていたので、

新しい生活と共にやってきた猫にふさわしいと思い、

さらりと名付けた。

 あさひの名も、おらくの名も、直感的、瞬間的に

思いついただけだったけれど、考えてみれば、

朝な夕なに私を照らしてくれる

2つの太陽であった。

   

 

朝陽色と夕陽色の猫たち姉妹は、

こんなにもつながり深くリアルな、

愛おしい私の女神たちだ。

 

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アニマルコミュニケーション7へ。

 

 

 

アニマルコミュニケーション 6

 ●「アニマルコミュニケーション 5 」のつづきからです。

・おらくからの説教。キーワードは「罪悪感」。私にモヤモヤしていたところも、スパっと斬られた。診断のまちがい(笑)も、スパッと指摘された。

 

●アニマルコミュニケーションを始めるまでのことは、

アニマルコミュニケーション 1 」に。

 

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私  :じゃあ、おらくが、

 

おらく:やめる

 

私  :やめる? もう、やめたがいいね。やめるがいいね。 わかった。

    そしたらさ、おらくさ、何がしたい? 今。なんか、(おらくは、)ケースの中に、おらくのこの好きな部屋の中に入っとーことが多いからねー、なんか、

 

おらく:これが好きだから、いま。ここがラクだし、気持ちいいから。ここにいるのが大好き、

 

私  :うん、

 

おらく:です。

 

私  :その場所も、動かさん方がいいと思うんよね。なんか、トイレから帰ってきた時に迷うから、ね。たぶん。

    (一度、日向ぼっこのために酸素ケースごと日向に移動させてはどうかと、やってみたことがあった。

     遠くなったトイレに出掛けはしたけれど、酸素ケースの元あったところに戻ってきて、「おうちが無い・・・!」と立ち尽くし、息切れでしゃがみこんでしまってたので、すぐ元の場所に戻した。)

 

おらく:うん。

 

私  :そうね。 でも、どう? 時々、この(酸素ケースの)お部屋から、抱っこして、出して、たとえば、ベランダの外、あんた好きやろー?ベランダの外見るの。あんなとこ、見たりとか、したくない?

 

おらく:今は、だいじょうぶ。なくていい。

 

私  :なくていい? うんうん。高い棚の上に登ったり(いつもやってたこと)とか、せんでも大丈夫?・・・抱っこして置いてもらったりとか、せんで大丈夫?

    (脚力低下で飛び上がれなくなって、その後ケースの中でボーーっと横たわるだけになっていたので、一時期、私が黒衣となって、ぴょ〜ん!と飛びあがらせてイメトレをしていた。)

 

おらく:うん。 だいじょうぶ。ここにいる。 これが好き。

 

私  :そしたら、・・・・私、あんたが見えるところにおろうと思って、すぐ近くでさー、ずっとなんか、仕事したりさー、他のことも、パソコン開いて、とか、ずーっと夜、電気つけとーこともあるからー、・・・邪魔かな?

 

おらく:じゃまじゃないよ。 でも、ふるむの部屋にも、行ってあげて、ほしい、です。わたしは行けない。だから、おかあさんに、行ってほしい、です。

 

私  :やさしいねー、おらくは。

 

<酸素の量を調整する窓から手をつっこんで、なでなで>

<なでなで>

<なでなで>

<なでなで>

    ・・・そう。・・・じゃあ、

 

おらく:ふるむは、たぶん、さびしいと思っています。おとうさんがいれば、どっちか、どっちか、だけど。おかあさんしかいないと、おかあさんは、こっちにいるから、です。

 

私  :そうねー・・・・そうよねー。じゃあ、おらくは、もっと暗いところとか、もっと一人がいいとか、思わない? 大丈夫?私がいっつも近くにおって、いっつも電気がついとーことが多くって、それでも大丈夫?

 

おらく:うん、だいじょうぶ。おかあさんの、においがして、うれしい、です。あんしんします。 だいじょうぶ。 うん。

 

私  :私の匂いがするのかー、すごいねー。

 

おらく:うん。 お鼻がよくないから、遠いと、わからなくなる、けど、近いと、わかるから、うれしい、です。

 

私  :あーそう〜〜〜〜!・・・・嬉しい〜〜!

 

おらく:でもいつも、いなくなる時は、「ここに行くねー」「そこに行くねー」「少し行くね」「待っててね」言ってくれる、わかってる、だいじょぶ。だいじょぶ。

 

私  :あ、ほんと。よく私の言葉がわかるねー、ほんとに。

 

おらく:うん。

 

私  :私だけやん、わからんの・・・。

 

おらく:わかってると思う。だいじょうぶ。

 

私  :(笑)

 

おらく:うん。

 

私  :嬉しいわー。

 

おらく:なでてくれて。なでてくれて、ありがと。

 

私  :だって、なでたいもんねー・・・

 

おらく:だい好き、なでられるの。大好き。大好き。

 

私  :そしたらさー、もうすぐ、ねー、もう、今暑いけど、あっという間に、冷えてくるからねー、これ、あなた、この、好きなお部屋の中におって、これの前の、春とか、冬とか、寒くなかった?

    どうしたらいい? 私、ほかに。前はね、お湯が入ったの、ここに置いとったトよ。ペットボトル置いて。それとか、カイロとか。時々このへんが、温かったやろ?それでだいじょうぶ? 実は、寒かった?

 

おらく:ううん。 だいじょぶ。 だいじょぶ。まだ、わかんない。 すずしいから、今。わかんない。

 

私  :おらくやっぱり、暑くなった時、苦しかったよね。暑くなったら苦しいね?

 

おらく:うん、暑いのはくるしい。寒いのは、だいじょうぶ。です。

 

私  :うんうんうんうん。そうよねー

 

おらく:暑いのは、きらい。

 

私  :そーねー、・・・そうよねー・・・・。おらくは、ふるむに、言いたいことは、無いの?

 

おらく: ・・・・あの、・・・子は、、、、もう少し、あそんであげたいけど、もう、体力がないから、ごめんね、って言ってあげたい、です。

 

私  :あああ、優しいねー、おらくは。

 

おらく:うん。

 

私  : ・・・・・・おらくさあ、前おった「あさひ」。私のはじめの、うちに始めにおった「あさひ」

    (あさひは、14年前にいた、美人薄命の、おらくと同じ毛色の初代猫♀。

     

      <遺影> 

  

    と約束して、私のとこに来てくれたって(数年前にアカシックリーディングで)聞いたっちゃけど、あさひと時々話す? 今も。

    【註:このへんのことは、 あさひとおらく で。】

 

おらく: ・・・・・・うーん、しない。

 

私  :話、しない? ふーん。

 

おらく:しない。

 

私  :そっか。あさひ時々、(魂だけ)うちに来よったみたいやけど、最近は来てないのかもしれんね、そしたら。

    【註:同上。 あさひとおらく で。】

 

おらく:うん。・・・しない。

 

私  :ふーん、そっか。おらくはおらくやもんね。

 

おらく:うん!

 

私  :そうね。おらく、私のとこに来てくれて、ほんとに、嬉しいトよ。

 

おらく:うん! わたしも。だから、こうしてがんばっています!

 

私  :おらくが、がんばって、おらくが一人でほんとにがんばってくれて、私、何をしてやっていいか、わからんからねー。

 

おらく;おかあさんは、じぶんのしあわせをかんがえてください、です。おらくは、おらくの幸せをかんがえて、がんばって、います。

 

私  :うん。そうねー。

 

おらく:あまり、・・・・みんなの幸せをかんがえてばかりいると、だめです。だめです。

 

私  :はい。

 

おらく:みんなは、みんなの幸せを、ひとりひとりかんがえていくので、おかあさんは、ひとのことではなく、じぶんを、しあわせにすることをかんがえないといけません、です。

 

私  :はい。

 

おらく:それが過ぎると、重たくもなるし、イヤにもなるのは、・・・もう、イヤだと思う。 でしょ?

 

私  :うん。 はい。

 

おらく:みんなにも、みんなのしあわせをかんがえてもらって。あとは、おかあさんは、おかあさんの幸せを、かんがえます。

 

私  : ・・・うん。じゃあ、おらくが、前ね、去年ね、「罪悪感を感じています」って言われたことがあってね、私が、あんまり幸せじゃないから。

    (初めてホメオパスの方に診ていただいておらく自身の周波数を測定された時のこと。夥しい項目が浮かび上がる中、「罪悪感」が強く出ている、犬にはそう珍しいことではないが猫には珍しい、とのことだった。

     ワンちゃんは忠誠心が強いため、飼い主の状況を過度に感じ取ってしまうことはよくあるらしい。おらくはその後も測定の時、「猫アレルギー」と検知されることもある。自分は何さまのつもりなのか?(笑) )

    おらくはそういうふうに感じないで、ね、おらくはおらくの幸せを考えてくだ、、、

 

おらく:かんがえています!(強い口調)おらくは、おらくの幸せをかんがえています。だから、おかあさんも、おかあさんの幸せをかんがえてください!

 

私  :はい。わかりました。

 

おらく:「ざいあくかん」は、おかあさん。わたしではない。(キッパリ)おかあさん、持っているもの、です。

 

私  :そうか。

 

おらく:ハイ。(キッパリ)

 

私  :あんた、鋭いことを言うねー

 

おらく:ハイ。

 

私  :(笑)

 

おらく:それを、わたしに、・・・・見てしまった人は、おまちがいになったのだと思います。

 

私  :(笑)

 

おらく:まちがっても、だいじょうぶ。おかあさんの、な、・・・なかの、ざいあくかんは、・・・消せましたか?

 

私  : ・・・まだ消せてない。

 

おらく:どうしてですか?

 

私  : ・・・・うーん・・・・・・私はねー、自分の母親と、たかと、どっちも、なんかねー、「自分の表現ができない」、自分の、自分らしいことが、自分のほんとに楽しいこと、音楽とかねー、表現がしきれなくってねー、

    なんか、鬱積したものが、お互いに積み重なって、たぶん、母親は、すごく私に嫉妬してたしね、たかもそうだったと思うんよねー。

    だから、ほんとに、私、なんか、ほんとは自分は悪くないのにねー、なんかいつも、そういう、自分を、私のことをね、押さえつける人たちのことをね、ずっと気にして、

    ・・・・はぁ・・・それで、たかと仲が悪くなってしまったのかもしれんねー、ごめんねー・・・

 

おらく:おかあさんの、その、ゴメンネーは、くせです。だめ。 しなくていい。ゴメンネ、しなくていい、です。ずっとゴメンネ、って言ってきたから、くせになってる。

    ずっと、みんなに、いつも、ゴメンネ、ゴメンネ、って。悪くないのに、悪くなって、おさめてきたから、くせになって、悪くないのに、悪いと言われるのは、やっぱりイヤだから、くせになっていても、苦しくなってしまう、(なんて冷静に掘り下げてくれるんだ!)

    だから、くせになった、のを、直していくと、いいです。言わない、

 

私  :はい、

 

おらく:ゴメンネ、じゃないんだから、言わない。どうですか、おかあさん。

 

私  :はい、もう言いません。

 

おらく:いいと思います。

 

私  :(笑)

 

おらく:ほんとに、じぶんが悪いとき、だけ、です。ゴメンネは、なしよ、です。あまり、おかあさんが、ほんとに悪いときは、ないから・・・今後ほぼ、ないから、です。

 

私  :うん。・・・・

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アニマルコミュニケーション7へ。

・【註】 あさひとおらく へ。

 

 

 

 

アニマルコミュニケーション 5

 

●「アニマルコミュニケーション 4 」のつづきからです。

・不快感などのチェック:口に酸素ケースの管、顔にカップは煩わし過ぎないか、鼻水の件、お風呂の件。呼吸の荒さによる体の疲れ。

 

●アニマルコミュニケーションを始めるまでのことは、「アニマルコミュニケーション 1 」に。

 

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おらく:うん、おさしみを、楽しみにしています。おさしみ。

 

私  ;そっか。そーっか。そしたらさー、おらくは、部屋の中に、自分のお部屋の中に戻ってきた時に、口開けてハーハー、てなるのは、やっぱり苦しい時やろ?

(ちょっと外で長居できる時でも、酸素ケースに戻った途端に口をかぱっと開けるので、もしかしたらハーハーは意図的な深呼吸程度なのかも?と見えなくもなかったので、一応、確認。)

 

おらく:ハイ、そうです。くるしくなると、そうなります。

 

私  :うん、そうねー。その時、この、何ていうの、管を口のところに、、、

(普段、酸素を送り込む管はケースの天井に付けていた。 

 

 この対話の日から20日ほど前、急にこれまででいちばんひどく苦しみだした時、天井からの酸素がうっすらケースに充満しているだけでは間に合わないと感じて、管を引き抜いて口に突っ込んだ。

 それ以降、少しでも苦しいのかもしれないと見えると管を口に近づけるようになっていた。)

 

おらく:うん、してくれてありがとう!すごく、すごくラクになる、なる、すごくラクになる、です。それで、おぼえた。・・・・管が、いいんだって、わかった、です。

 

私  :あーほんとー!そうかー!

 

おらく:ハイ、

 

私  :じゃ、カップ、”カップ” ってわかる? おらくの顔にさー、こんなの、くっつけるやん?これは、イヤ? こうやるやつー。お顔に、カパッてはめて。

(いちばんひどくなった緊急時には、管を口に直接当てた後、少し落ち着いてからカップに付け替えた。

 でも、カップがどうしてもヒゲや眉の毛先に触るし、目の前を覆うから顔を動かして、そらしてしまうんだなー・・・。

 このあたりの質問はすべて、口に管、顔にカップ、と私が頻繁にやり過ぎておらくには煩わしさの方が勝ってしまっていないかのチェックを、しているつもり。)

 

おらく:うううん、いやじゃないよ。 だいじょぶ。

 

私  :だいじょぶ? あーよかったー・・・

 

おらく;だいじょぶ。

 

私  :よかったよかったー、嬉しい!おらくがすごくイヤかもしれんねー、と思って。具合悪くなった時にイヤなことされたら、もっとイヤやもんね。

 

おらく:うん、だいじょぶだいじょぶ。 ありがと。

 

私  : ・・・・そしたら、おらくは、息苦しい時にね、まえ、去年の10月かな、11月、なんか、そう。去年、苦しかった時、長いこと病院に行ってなかったけん、ごめんね、ずっと苦しかったよね、ごめんなさい、ほんとに。

 

おらく:おかあさんは、少しあやまりすぎです。ゴメンは一回で、だいじょぶ。

 

私  :(笑)

 

おらく:もう、終わったこと。いいの。あやまらんで、いいの。終わったこと、は、も、いいの。だいじょぶ。

 

私  : ・・・・・・・・・・・あの時にね、おらくが呼吸が荒くなりすぎて、肋骨が折れて、自然に折れて、自然につながってました、って(病院で)言われたけどね、今は、そんなふうに痛くなってない?

 

おらく:だいじょぶ。 だいじょぶ。

 

私  : ・・・・・そっか。お腹をね、おらくがいっつもねー、ぺこぺこぺこぺこ、苦しそうに動かすからねー・・・・・・・・・・・・・・・・

 

おらく:だいじょぶ。 全然、大丈夫、だよ。

 

私  :じゃあ、(今は)腹筋もだいじょぶ・・・ね?お腹動かしすぎて、肋骨だけじゃなくてお腹も、お腹動かしすぎて、お腹が疲れてない?だいじょぶ?・・・ね?

 

おらく:つかれてるけど、だいじょぶ。

 

私  :そうよね、疲れてるよね。

 

おらく:あとは? あとは?

 

私  :おらくがね、寝てる時にね、おらく疲れてるけど、時々、少し楽な顔で寝てる時あるけど、鼻が、垂れて、私がすぐ、鼻がね、、、、

 

おらく:拭いてくれて、、、

 

私  :ん? うん。 拭く。 拭いて、だいじょぶ?

 

おらく:拭いてくれて、ありがと。です。

 

私  :うん、よかった。 鼻がね、すぐ固まって、大きい鼻クソになるからね、

副鼻腔炎にもなっているし、鼻水の粘度がとっても高い。鼻ダレという感じ。すぐ固まって、鼻の穴外側からヒゲの根元にかけて巨大な鼻クソができていることが多い。)

 

おらく:くるしくなる。

 

私  :苦しくなるよね。

 

おらく:うん。

 

私  :それも、それ、ひっぺがしてるけど、それをさー、取るのにさー、「ビチャってするよ」って言っていつも濡らすやろー? あれもすごいおらくが、

 

おらく:あれはちょっと(「勘弁して」という感じの脱力笑い)苦しいけど、だけど、だいじょぶ。それで、良くなるから。だいじょぶ。

 

私  :うーん。。。。。そうねー、たぶん、多分、鼻クソ詰まっとるからねー、たぶん、取られるのがイヤで、苦しい(と感じてしまう)んやろねと私は思うわけよー、おらく。

(特に右の穴が既に塞がっている状態なので、左を拭かれる瞬間だけ両方塞がるのが怖いのかもしれない。)

 

おらく:うん

 

私  :ね、でも、取った方が、後がスッキリするもんねー

 

おらく:それもわかる。 わかる。

 

私  :そやね。 じゃあさ、

 

おらく:うん。 がまんする。

 

私  : ”我慢する” か・・・。(苦しいことされてる感があるのは、つらいなぁ・・・)

 ・・・鼻がさ、いっぱい、なんかね、あんたのねー、いろんな毛に、いっぱい付いとるのよねー、顔洗うし、腕のとことかね。

(鼻が気持ち悪いのだろうから、顔を洗う時に、鼻をしきりにこする仕草をする。それで前足に鼻水が付いて残ってしまう。

 鼻が垂れたまま寝返りを打つことでも鼻水が思わぬところに付いて、固まっている。なかなか完全に拭き取りきれない。)

 

おらく:うん、

 

私  :耳の後ろとか、体のとことかにね、

 

おらく:うん、

 

私  :鼻がついて、固まっとるからねー、

 

おらく:うん、

 

私  :それも、なんか、拭いて、拭き取ってやろうとするけど、それ、いや?すごく煩わしいならせんけどねー。できたら、拭いてあげたい、私は。

 

おらく: ・・・・・・うん・・・・わたしは、どっちでもいいんだけどな。

 

私  :どっちでもいいのかー。

   (聞いてみなけりゃわからないものだ。いろんなところがカピカピで、さぞ煩わしいだろうと思ってしまっていた。)

 

おらく:うん。気にしてない。気にならない。

 

私  :気にならない。そう。

 

おらく:やりたい方でいい。やりたいほうで。

 

私  :(笑)・・・・お風呂に入れたやない?この前。

   (数回失禁もあったいちばんひどかった日の後のこと。)

    一回だけねー、もうほんっとに、もう、ベーって吐いたりとかねー、すごいタイヘンで、いっぱいもう、顔の周りも、体も、汚れとったからねー、お風呂に一回だけ入ったよね、

   (ほぼ下半身だけ、数秒間が限界。)

    あの時は、あれ、イヤやった?

 

おらく:おふろのことより、吐いたりしたのが、つらかったから、・・・・おふろは、そんなにつらくなかった。

 

私  : "そんなに辛くなかった"・・・でも、"気持ちいい" わけじゃなかったか。

 

おらく: ・・・・・・・そうかなー・・・・きもち・・・・気持ちいいことも、・・・あった。

 

私  :ふーん・・・

 

おらく:なかった、よ。 あった、よ。 両方。

 

私  :両方。

 

おらく:うん。

 

私  :そっか。

 

おらく: ・・・・・・・あたまの、ところを、なでて、・・・くれたのは、よかった。(ニッコリ)

 

私  :ん? 頭のところ?

 

おらく:けど、ぬれたのは、やだった。

 

私  :あー、濡れるのイヤやねー。そうやね。

 

おらく:そう。でも、きれいになったのは、良かった。

    (数秒間の入浴で、お湯が濁っていた)

 

私  :きれいになって、良かった?

 

おらく:から、どっちもあった。

 

私  :あー、・・・濡れて、たぶん、びっくりして、ハーハーなったからねー、たぶん、息が、またねー。

 

おらく:うん

 

私  :辛かったかねー

 

おらく:うん

 

私  :うん、そーねー、でも、なんか、良いお湯でねー、体から、あのー、ね、良い. "クスリ"  が、"レメディ"  がね、いっぱい入って吸収できるから、たぶん、あの後、調子が良かったっちゃないとかいなーと思うトよ〜おらく〜。 どう〜?でも、あんまり濡れたく、

 

おらく:うん。 でも、濡れるの、好きじゃない。

 

私  :そうねー。 濡れるの、やめようね。

 

おらく:うん。・・・こわいから。 濡れるの、こわい。

 

私  :こわいね・・・・・。あんたね、小さいとき、一回だけ風呂に入って、良い気分やったとよ? 覚えとる? 一回だけ。いっちばん、小さい時、来てすぐ入ったんよ?

    (雨の中見つけて、拾って数日後。推定、生後1ヶ月。ノミ除のため入浴。洗面器で(笑) )

    そん時は良かったのかもしれんけど、ダメかなー今は、じゃもう、お風呂やめようね。

 

おらく:うん、やめる。 やめる。 おふろ。

 

私  :じゃあ、おらくが、

 

おらく:やめる

 

私  :やめる? もう、やめたがいいね。やめるがいいね。 わかった。

 

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アニマルコミュニケーション6 へ 

  

 

 

アニマルコミュニケーション 4

 

●「アニマルコミュニケーション3」のつづきからです。

・食べたいモノ、おなかの不調の自覚、喉や咳、おしっこの自覚

・腸内細菌によい商品情報

 

●アニマルコミュニケーションを始めるまでのことは、

アニマルコミュニケーション 1 」に。

 

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おらく:言わない、言わない、

    おらく、言わない。

 

私  :(笑) そっか。わかった。

 

    缶詰は?  ”カンカン” わかる?

    なんか、時々ほら、魚とか、

    なんか、お皿についでもらうのがあるやろ?

 

    なんか、ちょっとウェットのやつ。

    濡れたやつ。

 

おらく:うん、ぬれたやつ、好きです。

    食べます。おさかな。好き。

 

私  :好きね。はいはいはいはい、わかった。

    他には?

    お魚、好きよねー。

 

おらく:うん、おさかな。

 

私  :前はねー、よく、お刺身、とかねー、

    白身の魚を焼いた、、、、

 

おらく:うん! 食べる! 食べる!

 

私  :食べる? 好き?

 

おらく:好き! 好き! 食べる!

 

私  :好きー? 食べたい〜?

    (まさかそんなに変わらぬ「欲求」を

     持っていたとは!

     元気な反応が嬉しくて、質問リピート。)

 

おらく:食べる!

 

私  :お刺身も、焼いたのも、好きねー?

    他に食べたいのはー?

 

おらく:おさしみ、好き!

    おさしみ!! 好き!

 

私  :お刺身、好き。ほら、、、


おらく:焼いてもいいけど、おさしみ、好き!

 

私  :お刺身が特に、ね。

<改めてメモる。食も細ってコツコツに痩せてしまっている今、

 そんな欲求がしっかり残っていたとは・・・!うれしい〜> 

 

    ・・・カステラとかさー、

    おらくは、粉モノが食べれるからねー、

    そゆのは? 食べたい?

 

おらく:カステラは、おいしんだけど、

    のどがすこし、悪いから、

    今は、やめています。

 

私  :ああ・・・

 

おらく:ぬれてる方が、食べやすい。

 

私  :濡れてる方がねー。

    アイスクリームとかは?

    前はねー、おらくは、

    ぺろぺろぺろぺろ舐めよったよ。

 

    どう? 今は、白いのがある、からねー、

    ヨーグルト・・・。

 

おらく:うん、白いのにする。

 

私  :白いのがいいねー。うん。

    ・・・そうか。

 

    じゃあ、あれじゃない?

    便秘気味になってるよねーおらく、

    食べる量が、少ないからねー。

    たぶん、うんちが、

    うんちがちょっとしか出らん、、、

 

おらく:うん、うんちが少ない。

    それはわかる。

    でも、すこし、食べて、

    少し、出て、いいと思う。

 

私  :いいと思う? だいじょうぶ?

 

おらく:うん。

 

私  :そーか。・・・じゃあ、それは、

    おなか、苦しくない・・・ね?

    うんちが出なくて苦しい

    っていうことは、ない・・・ね?

 

おらく:おなかの少し、へん。うんち。

    ・・お腹のすこし・・・へんは、

    うんちだ、うんち。

    お腹の、変なの。うんちだ、うんち。

    たまってる。うんち。

    【註:この部分の畳みかける話し方については、後述】

 

    そうすると、お腹がすこし変になって、

    のどもおかしくなる、よ。

    それで、咳も出るし。

    鼻もつまる、です。

 

私  :お腹からきてるのか。

 

おらく:お腹も少しわるい、です。

    みんなつながって、悪くなる。 

    お腹がわるくなる、です。

 

私  :そしたら、喉が悪くなって、咳が出るの?

 

おらく:出る、出る。 のども痛い。

    鼻もわるい。

    咳が出る。 くるしくなる。

 

私  :うーん・・・・・・・そーねー・・・・

 

おらく:運動をしないと、いけないんだけど、

    くるしいから、あまりできないから、

    ・・・お腹がヘンになって、

    ちょっとくるしい、です。

 

私  :うーん、私がさー、

    おらく、運動不足やけん、

    足を動かしたりとかさー、

    手足を揉もうとして、こう、

    ギュッギュっと握ったりして、、、

 

おらく:(食い気味、強い主張!)

    やだもん! だって、それ、やだもん!

 

私  :イヤよねー・・・

 

おらく:やだもん!  握られると、コワイじゃん!

    動けなくなるからさ!!

    コワイじゃん!!!

 

私  :ごめん・・・・・

 

おらく:やだよ。

 

私  : ・・・・そーねー・・・・

    そしたら、運動不足、

 

おらく:うーん、そうだねー・・・

    でも、しょうがないよ、くるしいし。

 

私  :しょうがないよねー。

 

おらく:うーん。  少しうごいて、少し休んで、

    少しうごいて、少し休んで、

    がんばる、がんばる。

 

私  :そうねー。

 

おらく:歩いてみたり、する。

 

私  :うん、そーねー、歩くのがいいねー。

    爪を研ぐのも、いいねー。 

 

    (爪研ぎ体勢は、後脚で踏ん張るので

     いちばんの脚力維持、脚力強化になる

     と、私は実感している。

 

     体力が落ちると、

     やる気のしるしでもある爪研ぎも

     しなくなるので、

     両足の筋肉も落ち、悪循環・・・・。

 

おらく:うん、そうする。 がんばってみる。

    (リハビリ提案を、

     受け入れてくれるのかぇ〜、よよ。。。)

 

私  :おしっこは?

    苦しくない? おしっこ出す時。

 

おらく: ・・・うん、だいじょうぶ。

    おしっこ、だいじょうぶ。

 

私  :そっか。 おしっこがね、なんか、

    ちょっとね、おしっこのね、

    腎臓ってとこがあってね、

    おしっこがたまるところ、

    たまる? おしっこを作るところ、がね、

 

おらく:うん、

 

私  :ちょっと弱くなってるかもしれないねー、

    って。 この前、診てくれた人ホメオパスが。

    言いよんしゃったけどね。・・・大丈夫かね?

 

おらく:だいじょうぶ。

    おしっこは、だいじょうぶ。

 

私  :ふーん。 じゃあ、それで、

    変なふうに、喉が乾いたりとか、

    してない、・・・ね? どう? 喉かわく?

 

おらく: ・・・・

 

私  :普通の水もほしい?

 

おらく: ・・うん、だいじょぶ。 だいじょぶ。

 

私  : ・・・そーねー。 私がね、飲ませる・・・

    おらくは、ケースの中に、部屋の中に

    おる時が多いからねー、

 

    私が注射器で、いつも水を、飲ませるからねー、

    それ、ちょっと、くさ、臭いの

    減らすねー。それで、

 

    (水を飲む量が少なくならないよう、

     注射器というか、シリンジで飲ませていた。

     水には、ホメオパシーのレメディ類を混ぜていた。

     前回の「アニマルコミュニケーション3」で

     「臭いのはイヤ」と言われたやつ。)

 

おらく:うん、そうする、そうする。

 

私  :ね。で、普通の水も、飲みたい、かねー・・・

 

おらく:飲みたい、飲みたい。

 

私  :そーねー。普通の水もね。

    普通の水は、あなた、ちゃんと、

    ふるむのとこに、、、

 

おらく:うん、行って、のむ。

 

私  :出てった時に、飲みよるよね。

    ああ、行って飲めるから、だいじょぶかな?

    (調子がいいと、ケースから出て

     ふるむ用の普通の水も飲む)

 

おらく: ・・・・うん、だいじょぶ。

 

私  :ふるむのところで、

 

おらく:行く。行く。

 

私  :うーん、そっか。

    じゃ、今度、お刺身食べりね。

 

おらく:うん、おさしみを、

    楽しみにしています。おさしみ。

 

私  ;そっか。そーっか。

 

===================

アニマルコミュニケーション5

 

 【註】:おらくの、この畳みかけ方は、

     あ〜そうか、

     自分の感じていた違和感は

     溜まっているうんちのせいだったんだ、

 

     と自覚できた瞬間の、

     小さな興奮のようにも聞こえる。

 

     実際、この対話が終わった後、夜中になって

     出したい、出せない、のピークが来た。

     一晩中、苦しそうだった。

 

     便意はある

     →息が苦しくなって、あまり息めない

      →出せないまま酸素ケースに戻る

       →でも出したい

        →ケースの中でも息み始めるが、出ない

         →トイレに行くが、息がもたない

     という悪循環。

 

     体力が落ちていて

     体を折り曲げて自分でお尻をなめる

     猫らしい体勢もとれないので、

     ティッシュで肛門を刺激してやったり、

 

     息む時間を長くできないかと

     酸素ケースに酸素を送り込む管を

     直接持ってトイレについて行って

     口に近づけてみたり、

 

     ということぐらいしか

     してやれず、私も途方に暮れたまま

     夜明けになってしまった。

 

     ホメオパスに問い合わせ、

     腸内細菌によいレメディなどを

     買いに走って、その後、解決!

      

     豊受御古菌 B 低臭タイプ(500ml)

     って、通販だしお高いけど、効きます。

 

     今回は私は、個人的に少し分けていただけたので

     すぐ手にできて超ラッキーだったけど、

     もちろん、ヒトの体にもいいし、

     猫には、ほんっとに「ちょこっと!」ずつで。

 

     とにかく良い菌なので、飲むだけでなく、

     100倍〜4000倍ぐらいに薄めて

     畑に散布、堆肥として、また消臭剤としても。

     1本あるとgoodです。

 

 

アニマルコミュニケーション5

 

 

 

アニマルコミュニケーション 3

 

●「アニマルコミュニケーション2」のつづきからです。

・私が別れた理由を尋ねられる、ホメオパシーのレメディ類入れた水、キャットフードの好みのことなど。

 

● アニマルコミュニケーションを始めるまでのことは、

アニマルコミュニケーション 1 」に。

 

 = = = = = = = = = = =

おらく:ハイ、やさしいです。わたしは、やさしいのです。

 

私  :(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

 

おらく:おかあさん、なにか聞くことないの? だいじょうぶ?

 

私  :いっぱい聞きたい!

 

おらく:おはなし、してください。

 

私  :私はねー、なんかねー、たか(もと同居人)が、おらんようになったからねー、なんか周りの人たちがねー、あたしのことを一人にせんように、おらくがいつまでもがんばってる、って言われたらねー、なんか私がおらくをねー・・・・

    ・・・・・・・・・・引き留めてしまっとっちゃないかなと思って・・・・・・・

 

おらく:おかあさんは、おとうさんのこと、嫌いなの?おかあさんは、たか、嫌いなの?

 

私  :大好き・・・やったけどねー。なんか・・・

 

おらく:おらくは、おかあさんのこと、好き。おとうさんも好き。だから、一緒にいたらよい、と思った、よ。思ったよ。どうして出ていっちゃったか、教えて。おらくが、こんなになっちゃったから?

 

私  :ちがぁうよー、おらくぅぅぅー・・・・

 

おらく;じゃあ、どうして?気に入らなくなっちゃったの? おらく。

 

私  :ちがうよー・・・

 

おらく:たまにきてくれたら、うれしいのに。会いにきてくれないの?

 

私  :うーん、・・・私が・・・・なんか、心が広くないのかねー・・・・・・・・・・・・・・・・・・私は、一緒にいたいと思ったんだけどねー。なんか、

 

おらく: ・・・だけど?

 

私  : ・・・・・・・・・・

 

おらく:そう言ったの?ずっといっしょにいたいと思ってる、って、言ったの?・・・・・・ちゃんと言った?

 

私  : ・・・・言ったよー。・・・・・・・言ったけどねー・・・・・・・・・なんか、ずれ始めたらねー・・・・・・・・・どうしていいかわからなくなって。

 

おらく:おらくー、会いたいなー、おとうさん。来てくれないかなーまた。

 

私  :元に戻ったらねー、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・どうしていいかわからんよー、おらくー・・・

 

おらく:おかあさん、そんなに泣くほど困るんなら、言わないよ。 もう言わない。だいじょぶ。 おらく、だいじょうぶ。

    おかあさんがいると、だいじょうぶ。だいじょうぶ。おかあさん、だいじょうぶ。

 

私  : ・・・・・・・・・・

 

おらく:おらくは、おかあさんの、ことを、ひとりに、しないようにがんばっているという、のは、まちがっている

    おかあさんは、好きだし、いっしょにいたい、と思うから、すこし、がんばっているー。だけど、一人にしないように、してるのでは、なーい、よ。

    わたしが、ここにいたいから、こうして、がんばっているそれだけ、だよ。それだけ、だよ。

 

私  : ・・・・・・・・・・・・ありがとう。

<おらく用のソフトなティッシュを使いまくる> 

 

おらく:なでてもらうの好きだし、さわってもらうの好きだし、だからここにずっと、もうすこしいたいと思う。だから、がんばっています。好きだからだよ。

 

私  : ・・・・・・・・・・・・・

 

おらく:おかあさん、おはなし、しよ。おかあさん、せっかくこうして、おはなししてるんだもん、しよ、もっと、おはなし、しよ。聞かせて?おかあさんの、しんぱい、なやみ、聞かせて? もっと。

 

私  :おらく、東京に、10年前、たかと暮らし始める前、東京のたかの部屋まで何回も飛行機に乗って往復したの、イヤやった? きつかった? 怖かった?わるかった、、、

 

おらく:それはイヤだった、ひこうきは、こわい。でもだいじょうぶ。それはそれ。だいじょうぶ。

 

私  :ごめんねー自分の楽しみのために。ほんっとに。

 

おらく:ひこうきの中だけは、イヤだった。でも、行ったことは、たのしかったよ。行ったのは、よかった。中だけは、イヤだった。だって、暗いし、こわい。

 

私  :暗くて、怖かったー・・・?ごめんねー。

 

おらく:でも、だいじょうぶ。それはもう、終わったし。 だいじょうぶ。

 

私  :そうねー。そうねー。たかと一緒におって、楽しかったね。楽しかったやろ?

 

おらく:うん、たのしかった。おとうさん、好きだよ。おとうさん。

 

私  : ・・・・・・・・・・・・・

 

おらく:おかあさんが、好きじゃないならいいけど、好きなら、もうすこし、いてくれたらいいのになー、と思って、さ。

 

私  : ・・・・・・・あのねー、たかはねー、私よりもとっても若いからねー、・・・なんか・・・ぜーんぶ、ここのおうちのねー、お金も全部、マンションも、何もかも、私が、自分のお給料で出せるしね、・・・・なんか、・・・たかはね、

    ・・・・・・お金にものすごくコンプレックスがあってね、・・・・なんかすごくね、いちいち、私の話すことにね、反、反感、反論するというかね、・・・なんか、従うばっかりがイヤやったみたいでね、どんどん意見が分かれるようになって、

    それは私にはどうしようもないことやったんよねー・・・だけん、すごく、ギスギスして・・・

 

おらく:そーかー、おかあさんもタイヘンだったんだねー、・・・じゃあ、がまんする。おらく、がまんする、おとうさんに会えなくてもがまんする、だいじょぶ。

 

私  : ・・・・・・・・・

 

おらく:おかあさんの、しあわせは、・・・・なぁに?

 

私  : ・・・・・私のしあわせ?

 

おらく:おかあさんのしあわせ、聞かせて。

 

私  :おらく・・・・・私の幸せは・・・・・みんなで、(猫ふたり、ヒトふたりの)家族4人でおることやったけどねー。

    ・・・・・・・・でも、今は、おらくが元気やったら、毎日嬉しいよ。

 

おらく:かぞく4人。

 

私  :おらくー。おらくは愛らしいねー

 

おらく:かぞく4人。・・・なったらいいのにねー。きっと。

 

私  : ・・・・・・・・・

 

おらく:でも、いい。おらく、だいじょぶ。おかあさん、だいじょぶ。だいじょぶ。

    ・・・・なにか、ほかにありますか? おあかさん、おらくに聞きたいこと、ありますか?

 

私  :たくさんあるよー。おらくにね、いつも、ホメオパシーの、いっぱいいろいろ、おらくに処方してくれたの、いっぱいお水に混ぜるけんね、

<おらく用の。こういう液体ね>
  

    おらく、その水飲まされて、臭くない? 臭すぎない? 苦痛じゃない? 水飲むの。

 

おらく:水は飲むのは、好き。でも、・・・・くさいのは、イヤ。

 

私  :臭いのイヤねー・・・

 

おらく:水は好き。くさいのは、きらい。

 

私  :臭いよね、いつも。じゃあ、いつもお水、イヤね・・・?

 

おらく:うーん、でも、・・・それでおかあさんが、気がすむなら、おらく、飲むよ。

 

私  :そーやんねーー・・・むずかしい・・・(臭いはずなのに、「飲んどくか…」的な態度なのが、いつも感じられる。)

 

おらく:おかあさんが、ほっとすると、思う、から。だから飲むよ。

 

私  : ・・・・・・うーん、悩ましいところよねー。入れた方がねー、体にはいいからねー・・・

 

おらく:うーん、そうなのー?

 

私  : ・・・うーん。

 

おらく:そうなのー?

 

私  :そーよー・・・

 

おらく:そうなのー? 知らないけど。

 

私  :そーよー、そーなんだけどねー、ちょっと私が欲張りすぎたかもしれんねー、入れる量をねー。

    じゃあねー、おらくはね、いつもねー、ヨーグルト、好きで・・・、たぶん、ヨーグルト好きやろ? おらく。

 

おらく: ・・・・・・

 

私  :わからん?

 

おらく:なーに? よーぐると・・・白いの?

 

私  :白いの。 白いの。

 

おらく:白いの。 好き。 好き。好き。 白いの。 好き。(のりのり。ニコニコ)

 

私  :白いのに、臭いの混ざりすぎ? 臭い? 白いの。 だいじょぶ?

 

おらく:好きだけど、白いのに、まぜる、・・・・・白いのに混ぜる、すこしくさいのに、は、とても、いやな思いをしています。

 

私  :あーごめんなさい!臭いね、やっぱり。

 

おらく:だから、すこーしないのも、たまには食べたい。です。

 

私  :そーねー。 ごめんねー。あたしのエゴやねー。 ごめんなさい・・・

 

おらく:すこし入れて、すこし無くて、すこし入れて、すこし無くて、って、くり返してはどうでしょうか、おかあさん。

 

私  :・・・・・・・・・はい。すいませーん。ごめんなさい。

 

おらく:入れたり、入れなかったりしてください。

 

私  :ごめんなさーい・・・・・・・・・・・・・・

 

おらく:あとは? おかあさん。心配なことは、なーに?

 

私  :他に食べたいものは、何?白いののほかには、かつおぶし、わかる?

 

おらく:白いのの、ほかには・・・?

 

私  :白いのの横のお皿のねー、なんか、薄〜いの、ぴらぴらってしたの、かつおぶしも好きやろ?

 

おらく: ・・・・・うん! 好き! 好き!

 

私  :好きねー。

 

おらく:かつおぶし、好き! 好き!

 

私  :カリカリするのは? つぶつぶの。好き?

 

おらく:カリカリも。 さー、さらり、さらり、さらりと食べます。

 

私  :サラリと食べますねー。

 

おらく:ハイ。

 

私  :おらくの、部屋の中にあるカリカリと、ふるむがいつも食べる外のお皿のカリカリは、どっちも好き?

    (グルテンフリーのドライフードMog Nyanをおらくは食べるが、ふるむは食べないので、ふるむのお皿には、以前からのPURINA ONE。)

 

おらく:(食い気味で)ふるむのものが、食べたくなる、です。

 

私  :ふるむのものの方が好きー?

 

おらく:ふるむのものが、のぞいてみたくなる、です。

 

私  :覗いてみて、時々出てきて、食べるねー。

 

おらく:そうです。

 

私  :どっちも食べ、、、

 

おらく:なんで、ちがうのかな、って、思って。ふるむのやつを、のぞいてみて、すこし食べて、たのしんでいます。

 

私  :楽しんでいるのか・・・(!)

 

おらく:ハイ。

 

私  :じゃあ、どっちも食べれるっていうことね?

 

おらく:うん、ふるむのでお腹がいっぱいになってしまうと、こっちは食べられないけど。

 

私  :食べられないね。

 

おらく:でも、ふるむのやつを、そんなに食べるわけには、いかないから、こっちも食べます。 

    (つまり、PURINA ONE > Mog Nyan なんだな。ドライフード自体が不自然なものではあるし、でもこれまでの習慣もあれば、好みもあるから少しずつ与えて様子をみていた。 

     おらくはフツーにPURINA ONE から Mog Nyan に移行したので、少しはよかったと思っていたーーーのだが、ビミョーだったんだなー 汗)

 

私  :ふるむに、遠慮してるの?

 

おらく: ・・・・・うん、そう。ふるむに、きらわれたくないから。

 

私  :(笑) じゃあ、もっといっぱい(PURINA ONEのほうを)あげようね。

 

おらく:うん! 食べる。ふるむといっしょに、食べる、です。

 

私  :ふるむと一緒に食べたいのか。

 

おらく:同じものを食べて、いっしょに食べて、仲よくなれたらいいな、って思います。

 

私  :そーなのねー!

 

おらく:ハイ。

 

私  :おらくはツンデレやけんねー。ふるむの方が、”おらくと遊びたい” 感じよ?

 

    でもおらくが、ふるむに「シャーッ!」って言ってさー(笑)、ふるむを、「あっち行け!」って言うけん(笑)。。。

 

おらく:言わない、言わない、おらく、言わない。

 

私  :(笑) そっか。わかった。

=================== 

アニマルコミュニケーション4へ。 

 

 

 

アニマルコミュニケーション 2

 

 

●(アニマルコミュニケーションを始めるまでのことは、アニマルコミュニケーション 1 に。

 

●まずは、おらく(12歳♀茶トラ)との会話から。私はパソコンを開いて、 zoom の画面で通訳さんの表情を見たり、

 

おらくの方を見たりしている。

 

(写真は、zoom の録画より)

====================

おらく:おらく。おらく、です。おらく。おかあさん、こんにちは。

    おらく、だいじょうぶ。おらく、だいじょうぶ、です。

 

私:  おらく大丈夫?

 

おらく:だいじょうぶ、だいじょうぶ。だいじょうぶ。

 

私  :はぁ。。。おらくは、強いよね。ほんとに嬉しい。ありがとう、いつも。

 

おらく:ハイ、つよいです。ハイ、強いです。でも、・・・すこし・・・・、たまに、・・・・くるしい。

 

私  :ああ・・・たまに苦しい・・・。

 

おらく:ここは、気持ちが良くて、・・・うれしい、です。

 

私  :「ここ」って? ケースの中?

 

おらく:ハイ、そうです。ここは、気持ちがいい、です。

 

私  :あー、嬉しい! 気持ちがいいのねー!

 

おらく:ハイ、ここは好きです。だから、すぐに、ここに来たいと思います、です。

 

私  :あーそうやったトー!おらくー!(なでなで)

おらく:ハイ、ここは、好きです。好きです。

 

私  :そーなのねー。じゃあ、毛布をもっと、いつも替えていい? なんかねー、おらくがいつもねー、寝とるからねー、なんか、出すのが悪くてねー、毛布を、、、

 

おらく:ハイ、それは、あまり、なくていい。しなくていい。

 

私  ;あ、しなくていい? あんまり。

 

おらく:ハイ、毛布も、とても気持ちがいい。好きです。好きです。

 

私  :あー、そーやったとー!

 

おらく:だから、替わると、かたくなっちゃう、だから、このままがいいです。

 

私  :あーそー!・・・あー嬉しい!

 

おらく:ハイ、うれしい! ハイ!

 

私  :それがわかるだけでも嬉しい!ありがとう!

 

おらく:おかあさん、心配しすぎて、とても、タイヘンです。・・・だから、もうすこし、心配しないでほしいと、思っていた。それを伝えて、よかった。伝えて、よかった、です。

 

私  : ・・・・・・・・・・・・・・・(涙)

 

おらく:なにか、聞きたいことがあると思います。なんですか? お聞きください。なんでも、聞いてください。

 

私  :あのねー、聞くよりも前にねー、去年までねー、うちの中の空気がねー、ギスギスしとってねー、ごめんねー。ごめんねーって言いたかったト、ちょっと。

 

おらく:聞いてました、いつも言ってました、ごめんね〜って、言ってた。聞いてた。だから、だいじょうぶ。そんなに気にしないでいいよ、って、言ってあげたかった。

    だから、こうして、言うことができて、うれしい。うれしい・・・です。

 

私  :あー、そー!嬉しい!そーやったトー!

 

おらく:だって、なんども言うから、ごめんごめん、って言うから、そんなに言わなくてもだいじょぶ、って、言いたかった、です。

 

私  : ・・・・・・・・・・・(なみだ・・・)

 

おらく:こーんなふうに、おかあさんが、ごめんて言うようになった、それは、わたしが、このへやに入るようになって、それで、そんなふうに、言うようになった、そう思うと、その方が、ごめんと思う、です。

 

私  :うーん・・・いかんねー、それはねー。でも、おらくがね、このケースの中に入るようになったのはね、

 <以下しばらくは、霊視能力のある整体師の方と石を使ったヒーリングセッションをするヒーラーさんとが、数年の間をあけて、それぞれの場で伝えてくれた「同じ内容」の話と、それをあっさりと認めたおらくの反応。 

  「同じ内容」の話の詳細は、猫たちとの対話後の、通訳さんとの「ヒトとヒト対談[2] 」で。>

    私の母親がね、死んでも私のことをね、ワルい、と思っとって、ね、私のところ、うちの中に、母の霊がやってきたのを、おらくがブロックしてくれたけんね、私に何も害が及ばずに済んだって、診てもらったことがあって、

    私がブロックしてもらったおかげでね、おらくの肺が、、、

 

おらく:(食い気味に)おらくは、ブロックした、でもおらくに何かあったわけではないと言いたい、言いたい。おらくはブロックできたから、だいじょうぶです。

 

私  :そう?ブロックしたから体にダメージを受けたってわけではない?

 

おらく:ない。ちがう、ちがう。そう言いたかった。そう言いたかった。ちがう、ちがう。 それはちがう、です。

    おらく、からだの、もともと、お腹とお鼻の、お鼻の中のなにかと、お腹のどこかの、なにかと、ちがうものが、違うものが混ざって、お腹に・・・なって、だから、すこし、わるいカラダになってしまっているの、です。

    だから、すこし、前から、それが、出始めて、きた。

    けれど、おらくの、にくたいの特徴まだ、それは、前は、出てなかった。でも、そろそろ出始めてきた。だから、もともとの、特徴、なんです

 

私  :うんうん、そっか。おらくの、おらくの。。。しょうがないのね、それは。

 

おらく:そうです、持って生まれたもの、なの、です。だから、心配して・・・くれなくて、だいじょぶ、なの。です。

 

私  :あー、そう。

 

おらく:ハイ。・・・お年になったら、こうなる、ことは、わかっていましたでも、おかあさんに伝えて、くることができなくて、どうしようかと思っていたから、お話できて、よかった、です。

 

私  :ほんとー。

 

おらく:ハイ。・・・だから、心配しないで、ください、です。

 

私  :でも、苦しいやろー? 時々。

 

おらく:うん、とってもくるしくなる時は、あります、でも、それはなにかがわるいのではなくて、この、お鼻のところの、ものと、このへんの、ことと、それと、お腹のところの、バランスが良くない、から、で、す。

 

私  :鼻のところと・・・?

 

おらく:鼻のところと、このへん。・・・このへん。(通訳さんは目を閉じて手を動かしている。どこなのかパソコン画面が切れてて見えない。)

 

私  :むね?

 

おらく:このへん。

 

私  :どこだろ? 見えない。あー!首の付け根のところ?

 

おらく:ハイ、ハイ、ハイ、そこと、お腹のところの、バランス。バランス。時々、おかしくなるの、です。

 

私  :うーん、息がね・・・

 

おらく:わかい時はだいじょぶだった、けど、としになって、そのバランスがくずれたときに、なおせなくなってきた。

 

私  :うーん・・・・お腹のところは、どんなふうに、痛いの?・・・痛い?  痛い・・・ど、どーなのかね?

 

おらく:お腹の、と、なにかが、すこし、おかしいの。お腹のと、なにかが、すこし、おかしいの。です。

 

私  :うーん、、、、

 

おらく:痛いとか、そんなかんじ、ではない。だけど、すこしおかしい。

 

私  :あーそー。うーん。

 

おらく:くるしいことはある。だけど、痛くはないです、ここにくると、ラクになります。です。少し調子がいいと、おかあさんに、なでてほしくて、出ていきます(ニッコリ)その時は、なでてください。ね。

 

私  :はい。はい、撫でていますよ〜。もっと撫でますよ〜。

<なでなで。>

 

おらく:おかあさん、大好き。なでてくれるの、うれしい、うれしい。もっとなでて。うれしい。・・・・・おらくばかり、だいじょぶかな。ふるむ、ふるむ。

 

私  :ふるむの心配しよートー?

 

おらく:だいじょぶかな、おらくばかり、かわいそう、ふるむ。

 

私  :おらくはふるむとしゃべるの?しゃべってる?  いつも。ふるむに何か言ってる?

 

おらく:言わない。ふるむ、いらないから、

 

私  :いらない?

 

おらく:きかないから。聞かない。おらくの言うこと、聞かない、から、ふるむ。

 

私  :ふるむは、聞かないのかー・・・(納得。)

 

おらく:聞かない。

 

私  :・・・・でも、ふるむのこと、好き?

 

おらく:・・・・・ふるむ、かわいいと思う。好きだよ、ふるむ。でも、ふるむはどうかわからない、おらくのこと、はなし聞かないから、わからない。

 

私  :(笑) 話聞かんのか、ふるむ。

 

おらく:聞かない、聞かない。

 

私  :そうなのー。

 

おらく:かわいーと思うのになー、ふるむ、はなし聞いてくんないの、ふるむ。

 

私  :(笑) そーかー。ふるむの心配までしてやったトねー、ありがとう、おらく優しいもんねーおらくはねー。

 

おらく:ハイ、やさしいです。わたしは、やさしいのです。

 

私  : (´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) 泣

 

おらく:おかあさん、なにか聞くことないの?だいじょうぶ?

 

私  :いっぱい聞きたい!

 

おらく:おはなし、してください。

================= 

アニマルコミュニケーション3へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

アニマルコミュニケーション 1

【記録を残しておこう】

うちには、おらく(12歳♀茶トラ)と、

ふるむ(8歳♂ハチワレ)という猫がいる。

 

特にここ一年の

おらくの体調のことを中心に、

気持ちを知りたいと痛感することが

たくさんあった。

 

健康なふるむを、つい

後回しにしてしまうことが多いのも

気になっていたことだった。

 

2022年9月1日、

「アニマルコミュニケーション」という、

いわば動物への通訳をお願いして、

ふたりと話した。

 

会話は実質、2時間あまり。

 

その会話の体験の全体をできるだけ、そのままの形で

文字化していくことにする。

 

私の気持ちが落ち着いた記録でもあり、

同じようなやりきれなさを抱えている人への

おすすめでもある。

 

ここではまず

アニマルコミュニケーションのことと

それを受けるまでの経緯をもう少し詳しく書くので、

猫たちとの会話に飛ぶ場合は、

「アニマルコミュニケーション2」へ。

 

 

【さっさと頼りなされ】

動物の通訳さんのことは

何ヶ月も前に紹介してもらっていたのに、 

大事なことは自分で感じ取っているつもりだ、

と思ってみたり、

そのくせ、頼り始めたら、性格上

ずっと頼りたくなるような気もして

長いこと、そのままにしておいた。

 

実際に会話してみたら、

こんなことならもっと早くお願いして、

もっと早くラクになっておけばよかった、と思った。

 

猫たちとの会話では、

もともと感じ取れていたところもあったけれど、

予想外なところもあった。

 

おらくも、ふるむも、私の想像を上回る賢さで

状況を冷静に悟って行動していたことを、

たくさん知ることができた。

かつ、やっぱりふたりとも、とても愛らしかった。

ますます愛おしさがふくらんだ。

 

 

【アニマルコミュニケーション=通訳】

アニマルコミュニケーションの方法は、zoom で。

パソコンの画面を通して、通訳さんに

猫たちの姿を見せてから始まった。

 

通訳さんに言われたとおり、前もって

「9月1日の夜7時頃に、

 通訳さんの言葉を貸してもらうから、

 私に言いたいことを何でも伝えてね」

と、猫たちに伝えておいた。

 

ヒトと「会話する」つまり、通訳さんの言葉を借りて

直接やりとりをして話そうとしてくるか、 

テレパシーで内容だけ伝えてくるのを

通訳さんがまとめてこちらに話してくれる形になるかは、

動物によって、というか、その子、その子によって異なるらしい。

 

何も話してくれないこともあるそうだ

(コミュニケーションが成立しなかった場合には、

 その方のルールでは、料金は発生しないとのこと。

 詳しくは、こちらから)。

 

おらくもふるむも、直接、会話してくれた。

通訳さんによると、 

猫はもっと、ぼんやりしたことしか

伝えてこないこともあるのだけれど、

おらくもふるむも、けっこう明確にハッキリと

しゃべるやつらだったらしい。

 

【おらくとふるむ】 

 

おらくは、4年ほど前から

鼻水や咳、くしゃみがとてもひどくなった。

 

病院でも「猫の鼻炎は治せない」と言われ、

その時に知った漢方のお茶などをぼちぼち飲ませて、

鼻の症状は少しずつ進行していたが、

体としては問題なく、元気だった。

 

その後、慢性気管支炎に進んで、

まるまる1年前の8月、急に呼吸困難になった。

 

おらくはその後、酸素ケースをレンタルしているけれど、

始めは、ケースに入っていることはあまりなく、

元気に走り回っていることも多かった。

 

けれど、この半年以上、

ケースの中でぐったり横たわっていることが

ほとんどになっていて、

最近は特に、呼吸もひどい時が多い。

 

ふるむの方は、元気だけれど、

私はマンションの一人暮らしだし、

つい、急に苦しみだすおらくを中心にしていることが

多いので、退屈しているだろうし、

不満も多いだろうと、気がかりだった。

 

 

【そして9月1日へ】 

おらくは気温が高いと症状が急に悪化することが多いため、

6月頃からはずっと、

一日のうちの大半はエアコンをつけている。

 

ふるむは特に、人工の風がイヤなようで、

おらくと私がいる部屋からはすぐ出て行ってしまい、 

隣の暑い部屋でただ横になっている、

 

という、この夏はやりきれない日々だった。

 

8月中旬には、それまでと比べても

特にひどい発作がおらくを襲った。 

それまで重ねてきた覚悟を超えて、結局、

私は嗚咽するだけだった。

 

その日はどうにか乗り越えたものの、

よくおらくのヒーリングをお願いしている

知り合いのヒーラーの方が、

「今までとはかなり状況が違ってきているので、

 気をつけておく方がいい、

 もう、はっきり言っておくけれど

 できるだけそばにいる方がいい、

 あんたの習い事なら後でもできる」

とまで、わざわざ伝えてきてくれていた。

 

やっぱり、後悔しないよう、

私にわかる言葉に直して伝えてくださる

通訳さんのお力を借りよう、と思った。

 

 

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アニマルコミュニケーション2」へ。

 

 

さっちゃんは、クモ嫌い。

ずっとクモがこわかった。

今もこわい。

古い家にいる、大きいやつだ。

 

種類もいろいろあるのだろうが、

そういう名称や、クモという音や、

あの画数の多い二つの漢字の字面を

見ることすらイヤなほどなので、

ここではカタカナで書くだけにしておく。

カタカナでもイヤだけど。

 

実家はとても古い建物だったので、

特にそれは頻出していて、

それらが大きくなる時期は、

毎夜、本気で恐怖だった。

 

私がそれを見た次の瞬間には

もう反射的にその空間から飛び出しているほどで、

時間的には一瞬しか居合わせないので、

後で親に「さっき出てきたのは、

これこれこういうふうな姿だったから

この前出てきたのとはまた違うやつだ(から、

まだ別の大きいのがこの辺にいるはずだ)」などと訴えても、

 

一瞬しか見てないくせに

そんなことまでわかるはずがない、と

一笑に付され続けた。

 

けれど、人間、

究極まで真剣になった「瞬間」の場面は、

永遠に匹敵する長さの中で

瞼に焼き付けてしまうものだ。

生きるために獲物を追っていた人々が

ラスコー洞窟に描いた壁画が、

高速カメラが出来て明らかになった

動物たちの脚の動きを

既に正確に写し取っていたというのも、

そりゃあ当然だ、と

私は聞く耳を持ってくれない家族の横で、

ひとり実感していた。

 

高いところにいる夢と、

おばけ系が出る夢と、

クモが出る夢が、

私の、不動の三大 ”ゾッとして

全身ミント塗ったスースー感で

夜中に目が覚める”夢シリーズだった。

 

クモに限っては、

こちらに這って来られて

飛び起きる夢シリーズもあった。

 

夢シリーズでいけば、あと2種。

トイレに行きたくなっている状態の時に見る夢は、

どこのトイレに入ろうとしても

掃除中だから他に行ってと言われたり、

あまりにお尻まる見えな困った構造ゆえに

諦めてガマンして出てきたり、

マルセル・デュシャンの「泉」よりわかりやすく

アーティスティックに

大量の柘榴とバナナが和式の便器に溢れていたりして、

結局トイレが使えない夢。

 

あと、気が休まらないままで

うとうとしてしまっている瞬間に見る夢は、

母親に怒鳴り散らかされていた

実家の場面を切り取った夢。

 

三大夢シリーズは、

ほんとうに定期的に、頻繁に見ていたけれど

ここ数年見ていないから、

多少の精神面の安定も影響してくれているのだろう、

とは思っている。

 

でも、夢に出るほど怖がり続けていたのは

そもそも現実生活の中で実際に

その姿を見続ける環境にあったからで、

それはもう、祟りのようだった。

 

実家は大正の頃からの

土壁の大きな建物で、思い出したくもないが

毎晩、早く寝てしまうばあちゃんが

さっさと電気を消してしまった後、

真っ暗な区画の先にあるトイレまで行くのが

冗談でなく本気で恐怖だった。

 

壁をバンバン叩き、ドンドンと足を踏み鳴らして

もし暗闇の中にいるのならせめて

見えないうちに逃げていってほしい、と

わざわざやたらと振動を与えながら

やっとトイレがある区画のスイッチまでたどり着いて、

電気をつけると同時に、その辺にいられても困るので

一目散に走って元いた明るいところまで戻る。

 

それから、電灯が瞬いて明るくなった

トイレのある区画にまた進みつつ

今度は視野をできるだけ狭めて、

せめてトイレのドアまでの最短コース上に

その姿が無いかどうかだけを、おそるおそる確認する。

 

トイレのドアまでたどり着いてその横にあるスイッチをつけたら

またわざと音を立てて、

中にいるかもしれない相手をびびらせてから、

少しずつドアを開け、焦点が合わないよう意識的に

周辺視野を使って、トイレ内部に

黒っぽい影が無いかどうかを確認しなければならなかった。

これが、クモの出る時期には毎晩である。

 

電気をつけたトイレ内部にそれがいた日には、

ぎょっとして、また家族がいるところまで

ダッシュで引き返し、

母について来てもらえるよう

懇願しなければならなかったが、

それは、本気で数回断られ、うとましがられる

とわかっていながら、毎回、観念して始めるしかないことだった。

 

眉間に皺を寄せられ、ため息をつかれながら、

クモは何もせんて、と繰り返され、

クモよりあんたの方が大きい、

むこうの方があんたのことをよっぽど怖がってるのに、と

そんな百も二百も承知の理屈が

一通り済むまで聞いて、

しゃーしか(めんどくさい、うるさい)と

吐き捨てられ、

それでも諦めず食い下がって、

やっと立ち上がってもらい、

トイレまで行って追い払ってもらって、

やっと、

おしっこができるのだった。

 

私は、決して大袈裟にではなく、

今の快適なマンションの部屋で

夜、行きたい時にトイレに行けるのが

毎日心から幸せで、嬉しい。

 

大学に通っていた頃に

建物が古すぎて、とうとう建て直すことになったが

建ったばかりの新しい家の中にも

親が扉を開け放していたばっかりに

特大のがすぐ入ってきてしまって、

それが動き出す日暮れよりも前に、

私は自分の部屋に引きこもっておくしかなかった。

 

やっと就職できて、一人暮らしできる

快適な普通のマンションに移れたと思ったら、

やがてすぐ、職場の建物の中に

大きいのが出るとわかった。

 

イヤな季節に、夜暗くなるまで

仕事をしてしまった日には、

大変なことになっていた。

 

帰ろうとまっ暗な階段や廊下の電気をつけた途端、

大人2人が普通にすれ違える程度の幅の

通路のど真ん中に、びろっ、といる。

そこを通らなければ出口まで行けない。

走ろうとして恐怖で足が絡んで、

バタッと倒れたこともあった。

 

進路を塞がれた感じで両者動かず、

じっとり汗をかいてどうにもできず、

また周辺視野だけで確認して

黒いものが血迷って

こちら方面に動くことがないようにだけ注意しつつ、

立ち尽くしてしまっていたこともあった。

 

あの時には、そのちょっと後に

同じ階段を降りて来た同僚が、

変なところでポツンと立ち尽くす私に呆れつつ、

一緒に歩いて出てくれた。

あのありがたさは今も思い出す。

 

現代の、べつに南国でもない

フツーの都市にあって、

この、生まれてから数十年間途切れることなく続く

クモの恐怖は、何の呪いだ、と

本気で自分の半生を呪い続けた。

 

催眠療法をわざわざ東京まで受けに行ったこともあったし、

アカシックリーディングをしてもらうことがある時には

何度も、その呪いについて尋ねていた。

 

そのたびに、いろんな理由はつけてくれるが

全て、そう言われても、という程度で、

私の中の根本的な解決にはつながらなかった。

それはそれ、これはこれ。という感じ。

 

あなたは自分の手足が長いから、

手足の長いクモがイヤなのだ、

自分を好きになればクモのことも怖くなくなる、

というリーディングもあった。

それはそれ、これはこれ。

 

もう職場では、クモの元気な時期、時間帯には

決して建物の中には居ないということを

どんな手間より、どんな条件よりも

徹底して優先しているし、

自分がいる部屋中の隙間を埋めるやら

クモ避けアロマスプレーふるやら

オイル焚くやら

無駄だと笑われる努力もし続けているので、

まぁ最近は大きいのに出くわしてはいないけれど、

あれが嫌いだという感覚は、

もうそれが私なのだ、と言えるほどに

自分の性質の一部として

ずっと持っているままだった。

 

 

そしてつい最近。

人生をいろいろと生きやすく改善していくための

意識、エネルギーの整理というか、ワークをしたりして

自分の内側を整える時間を過ごしていた時・・・。

 

自分のエゴ、

エゴとは肉体に属するものであるので、

生き延びようとするエゴとは

切っても切り離せない「恐れ」について、

考えてみる機会があった。

 

エゴや生存にも通じる第1チャクラに

つながるアロマを嗅ぎながら、

「怖いと感じたことのある瞬間のこと」を思い浮かべる。

私にとってはやはり、

数十年間積み重ねてきた

クモと出くわす瞬間の数々。

 

頻繁に体験していた、恐怖のあの瞬間。

その時の身体感覚。

 

心臓が、ギュンッ!と

鉄の両手で握り潰されるように締め付けられる。

必ず同時に、情けない小さい声が漏れている。

全身が冷え、同時に汗もかいている。

小さい呼吸。

容易には助けてもらえない絶望感。

自分を罵るとわかっている相手にすら

全面的に平伏してまで懇願せざるを得ない状況。

 

それは、絶望的な孤独感だった。

 

もし私が、ねーねーついてきてよ、と

日課のように毎晩ねだっては

優しくトイレにつきあってくれるような

甘えて頼れる家族の誰かがいたら、どうだったか。

 

きゃー、もーまた出たよー、

あららー、また出てきとるねー、ハイハイ

 

と、私が怖がることが、

あそこまで疎ましがられず、

父からも母からも弟からも

当てつけのようなため息をつかれて

居場所をなくすこともなく、

あーもーしょーがないねーと笑って

済ませてもらえていたら、どうだったか。

 

後々思い出した時にはむしろ

家族に甘えていられた場面として

懐かしめるような時間だったとしたならば。

 

もしそんな「もしも」の方を通ってきていたとしたなら、

私のクモ嫌いに、

あそこまでの身体感覚は伴っていなかったのではないか。

あの身体感覚は、絶望的孤独感だ。

 

そうだったのだ。

私は、あのムシの存在自体に

あそこまで怯えていたのでは多分ない。

 

私に呪いとして付きまとっていたのは、

クモではなく、

孤独感だった。

 

中学生にはまだなっていなかった頃だったか、

ある夜、嫌がられるとわかっていつつ

いつものように母に、

「またお便所にクモがおるけん、ついてきて」

とお願いした時、

その時は、座っていた母の左側から、

目を上げないままで言ったのだったが、

母も顔を上げないままで

もう、しゃーしか、ひとりで行って来なさい、と

いつものセリフを繰り返しつつ、

「あんた、小さい時の方が怖がり方が少なかったとに」

と言ったのを覚えている。

実際、その自覚もあった。

 

私はその頃からもう

絶望的孤独感を

あの形状の生き物に上塗りし、

ひとりで恐怖を肥大化させていたのだ。

 

絶望的孤独感ゆえの嫌悪感を、

その姿ゆえの嫌悪感とすり替えてしまい、

すり替えたままに

その絶望的孤独感の形を忌み嫌い、

追い払うこともできないほどに

怯えて拒絶し、

呪い続けていたのだった。

 

はっきり気づいて、

これまで費やした時間すべてに

涙した。

 

 

目を閉じて、

あの土壁の家ごと、すべてを解体しよう。

 

解体したハシからすべて、

私の放つ金色の光の下に晒そう。

 

台風が屋根瓦を捲って舞いあげるように、

父も母も弟もばあちゃんたちも、

ガラス窓も湿った縁の下の柱も土壁も暗く長い廊下も、

戸棚も布団も下駄箱も錆びた自転車も

お便所もクモもおひな様も、

日記もアルバムも絶望も諦めも。

影ができないほどの光を当てて

照らしつくして、解体してしまえ。

 

それらはすべて

キラキラと、パラパラと

互いから剥がれ合い、

あっけなく

ピンクパールのカケラとなって舞い上がり

それぞれがあるべき宇宙に還る。

還す。

還そう。

 

静電気で吸い付けられた毛髪のように

互いに不愉快に結びついた因果を

今、私がほどいて溶かすと決めた。

 

決めたので、もう溶けた。

ほどけた。

還った。

 

幼い私は、私の元へ。

おいで。おかえり。

クモがイヤだと言っただけの

幼い私は、愛らしい。

誰の邪魔でもない。

ただ愛らしい。