アニマルコミュニケーション 8(ふるむ編スタート)
●「アニマルコミュニケーション 7(おらく最終回)」の後、ほんの1〜2分ほど、
通訳さん「おらくちゃん、どうですかー?」
私 「寝てるー」
通訳さん「寝てるー? ああ、疲れたのかも・・・」
という程度の人間どうしの会話をしてから、すぐに続けて《ふるむ》との対話に移りました。
<ふるむ(8歳♂):
さわってるほうです、触られてる方じゃなく 笑>
今まで勝手に解釈していたことと、かなり違うところがあったな〜。やっぱり、聞いてみないとわからないものです。
●アニマルコミュニケーションを始めるまでのことは、
「アニマルコミュニケーション 1 」に。
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通訳さん:ふるむさん、話しますか?
私 :うん、シンプルだけどちょっと、聞きたいことはあるので。
通訳さん:はい、じゃあ・・・今度、替わりましょうね。
来てくれるかなーちょっと、聞いてみまーす。
・・・さちよさんのところのふるむさん、
お話ししてもらえますか〜?
○○(通訳さんのフルネーム)でーす・・・
<ふるむは画面下に寝そべっています。
私はふるむを撫でながらしゃべります。>
ふるむ:・・・・・・いーよ。なーに?
私 :うふふふ・・・
ふるむ:おはなししてもいいよ。なーに。
(ぶっきらぼうな話し方。笑)
私 :ふるむー、いつも寂しい?
ふるむ:ンなれた!
(言い切り。スッパリ!)
私 :・・・なれた・・・
ふるむ:もうなれたよ。うん。
私 :ごめーんふるむー・・・・・・・・・
ふるむさー、冷房の部屋が、好かんもんね、
イヤやもんね、そやろ?
ふるむ:ちがうよ?
そこにいると、イヤかな、と思って。
私 :なんでー、いやなわけないやろー? ふるむー・・・
ふるむ:だって、おらく、くるしそう、だから。
私 :そーねー、おらく苦しそうだから、
ふるむ:あそびたくなっちゃうし。
私 : ・・・・・・・ああ・・・
ふるむ:いると、遊びたくなっちゃう。
叩いたりしたくなっちゃう(ニコリ)。
(ふるむは本当に、よく「手」を使える。
叩いたり、ひっかけたり、
小さい頃から、おらくの肩に手をかけようとしたり。)
私 :そーねー、
ふるむ:でもダメだから。
・・・・・行かないようにしてる。
私 :ふるむは、よく分かるもんねえええー
ふるむ:うん。
私 :ふるむはほんっとに、全部わかるね?
ね? エネルギーの動きとかね? ふるむ。
ふるむ:うん。
私 :すごいねー。
ふるむ:とくい。 とくい。
私 :得意よねー、
(たとえば・・・
毎朝、顔を洗い始める私に "背を向けて" 座って、
ふるむは、洗顔が終わるのを待っていてくれる。
私は顔をぷるぷる洗ったり、
歯ブラシを取ったり置いたり、
いったん鏡を覗き込んだり、
昨日とは違う方の歯磨き粉を使ってみたり、
時間をかけてみたり急いでいたり、と
けっこう不規則な音をずっと立てているはずで、
水も何度も出したり止めたりするのだけれど、
必ず「さて、終わった」と思いながら水を止めた瞬間に、
ふるむはニャアと鳴くのだった。)
ふるむ:うん、
私 :ほんとに、よくわかっとーよ、私もそれ。
そう・・・・慣れた、って、悲しいやない、
そんなこと言わんどってよ、ふるむー。
ふるむ:うん、なれた。さびしいんじゃなくて、
ここにいること・・・に、・・・・なれて、
・・・・たのしくなってきた、ってこと。
私 :慣れて楽しくなってきた?
ふるむ:ひとりでいると、たのしくなってきた。です。
私 :一人でいると楽しくなってきた・・・・?
ふるむ:うん。
私 :あーーー・・・そうかー
ふるむ:ひとりであそぶの、なれて、
たのしくできるようになってきた、です。
(ふるむは小さい頃から、
おもちゃで遊ぶのもうまかった。
ひとりで遊ぶ方法を発明している感じだった。
少し重みのあるものは、くわえ上げた勢いで
真後ろに ”バックドロップ” してから
振り向いて飛び掛かっていく
という技を繰り返していた。
まるで熱心な「自主練」を見ているようだった。
軽い小さいものは、水の器に浮かべてから、
片手で水面をくすぐっては
泳がせたり、すくってみたりと
その動きの妙を楽しんでいた。
<救い出してみたり。>
<見守ったり。>
今は、おもちゃを使っている様子は無いけれど、
さらに高度な一人の楽しみ方を編み出す境地に
達したのかもしれんなぁ・・・)
私 : ・・・・・・そうかー・・・・
・・・ふるむがねー、
ふるむ:たまに◯△×□△たりしています。
私 :「たまに」何ですかー?
ふるむ:「見に行ったり」しています。
私 :あーーーーー・・・おらくをね、
ふるむ:おかあさんの様子と、
私 :あたしと、
ふるむ:おらくのようすを・・・見てます。
私 :時々来るもんねー・・・
ふるむ:うん。・・・・・・・そしたらまた、
こっちに来ています。
私 : ・・・・そうだよねー・・・・・
ふるむ:だからだいじょうぶ。
行きたい時は行ってるし。
だから、だいじょぶ。
私 :おらくが、心配してくれてるよ、ふるむを。
・・・・おらくに、・・・おらくと
しゃべらんのー? ふるむ。
ふるむ:うん、しゃべらない。
私 :なんでー・・・ふるむー・・・
ふるむ:べつに話すことないし。
私 :ふふふふ。。。。だって、ふるむ、
いっつもおらくに、はな・・
おらくと、遊びたがるやない?
どして、おらくと話さんの?
おらくは話したいって。
ふるむ:めんどうだもん、話すの。
遊ぶのはいいよ、
私 :あ〜・・
ふるむ:ちょっかいだすのは。
話すのはめんどう。
私 :あーーー、・・・・ちょっかい出して
遊ぶのは好きなのね?
ふるむ:うん。でも、話すのはめんどう。
私 :あーーー・・・
ふるむ:話してなんになるのか、わかんない。
私 :はははは、あんた、
それがコミュニケーションってもんやろ。
ちがう?
あそび・・・遊んでコミュニケーションとるのね、
ふるむ:うん。
私 :おらくのこと、す、すき〜?ふるむ・・・・・・
こわい? 好き?
(一旦 "なんやねん" 状態になると、
このように、
声を出したり、視線を逸らしたりするの
(自他共に認める弱い立場)は、決まってふるむの方。
ふるむの方が体重は3倍以上の大きさなのに。
・・・・だから、尋ねてみた。)
ふるむ: ・・・・・まぁまぁ、かな。
私 :(笑)
ふるむ:まぁまぁ。
私 :まぁまぁ?・・・おらく、ふるむのこと
「かわいい」って、
ふるむ:まぁまぁ、まぁまぁ・・・・だな。
私 :はははははは
ふるむ:すきー・・・・?・・・まぁまぁ、かな。
すきー・・・?・・・まぁまぁ。
私 :「好きー・・・?んー・・・」ってぐらいね。
・・・・・かわいーねー、ふるむはねー・・・・
ふるむ: ・・・・・うん。
私 :じゃあ、ふるむさー、ふるむはベランダに
出るけどさぁあ〜・・・・・その時わたし、
あんたがねー、鳴くけんねー、ねー、
あなた、けっこう私に喋るやろー?
ニャーニャーニャーって。ね?
だから・・・ベランダに出たらさー、
ふるむ:うん。 出たから、「出たよー」って言う。
私 :そうね。そうそうそうそう。
あんた、出たよー、って。
なんかとりあえず、報告するね? 私にね?
ふるむ:うん、ゆっとかないと、
閉められちゃこまるから。
私 :ははははは、そんなこと心配しよったト?
ふるむ:うん。
私 :えーじゃあさ、私、あんたがさー、
ニャーニャーニャーニャーって言うからさー、
あんまりなんかー、よその人に聞こえたら、
あれかなー、と、猫の鳴き声が、
ふるむ:うん、
私 :聞こえたらダメかなーと思ってさー、
あんたがずーっと私に話しかけんようにー、
私はベランダに、
・・・・あんたと一緒には・・・・
出ないように・・・・、してるんよねー、
・・・・それはさー、・・・さびしい?
・・・全然、寂しくない?
(それはそれで、私としてはナニだ。)
ふるむ: ・・・・・さびしい。さみしい。
私 :さみしい? ごめんなさい。
(この瞬間の最大風速:
「ごめんなさい」10%、「よっしゃー」90%)
ふるむ:いっしょに、ベランダを、たんのうしたい。
私 :じゃ、一緒にベランダを堪能して、
じゃ、そうしよう? これから。
ふるむ:うん。・・・する。
私 :ふるむのこと、ほったらかしに、
ふるむ:ベランダであそぶ。
私 :ベランダで遊ぶ?・・・ほったらかしに
しとーわけじゃないトよー、ふるむー。ねぇ。
・・・おらくがねー、苦しそうになったらねー、
おらくの世話をしてしまうからねー、
ふるむ寂しいねぇ?
でも、おらくが心配しよるって、それを。
ふるむ:うん。・・・それはわかってる。だから、
私 :「わかってる」・・・・
ふるむ:いつもじゃなくていい。
でも、たまにあそんでほしい。
私 :ああああ・・・・・・・いいコやねえ。
何が、何であそ・・・、ベランダで遊ぶやろー?
そしてさ、あんた、一回一回、
草(=プランターに自然に生えている雑草)食べてさー、
ゲ〜!って吐くやろー? ふふふ
ふるむ:うん。好きだから、それ。好き。
(ニコニコ)
私 :それ、好き。 吐くの、好きね?
(好きではあるのか。吐き気のたびに、
あんなに困った大声で鳴くくせに)
ふるむ:吐くと、スッキリするから。
私 :スッキリするね。
ふるむ:うん、
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