アニマルコミュニケーション 1

【記録を残しておこう】

うちには、おらく(12歳♀茶トラ)と、

ふるむ(8歳♂ハチワレ)という猫がいる。

 

特にここ一年の

おらくの体調のことを中心に、

気持ちを知りたいと痛感することが

たくさんあった。

 

健康なふるむを、つい

後回しにしてしまうことが多いのも

気になっていたことだった。

 

2022年9月1日、

「アニマルコミュニケーション」という、

いわば動物への通訳をお願いして、

ふたりと話した。

 

会話は実質、2時間あまり。

 

その会話の体験の全体をできるだけ、そのままの形で

文字化していくことにする。

 

私の気持ちが落ち着いた記録でもあり、

同じようなやりきれなさを抱えている人への

おすすめでもある。

 

ここではまず

アニマルコミュニケーションのことと

それを受けるまでの経緯をもう少し詳しく書くので、

猫たちとの会話に飛ぶ場合は、

「アニマルコミュニケーション2」へ。

 

 

【さっさと頼りなされ】

動物の通訳さんのことは

何ヶ月も前に紹介してもらっていたのに、 

大事なことは自分で感じ取っているつもりだ、

と思ってみたり、

そのくせ、頼り始めたら、性格上

ずっと頼りたくなるような気もして

長いこと、そのままにしておいた。

 

実際に会話してみたら、

こんなことならもっと早くお願いして、

もっと早くラクになっておけばよかった、と思った。

 

猫たちとの会話では、

もともと感じ取れていたところもあったけれど、

予想外なところもあった。

 

おらくも、ふるむも、私の想像を上回る賢さで

状況を冷静に悟って行動していたことを、

たくさん知ることができた。

かつ、やっぱりふたりとも、とても愛らしかった。

ますます愛おしさがふくらんだ。

 

 

【アニマルコミュニケーション=通訳】

アニマルコミュニケーションの方法は、zoom で。

パソコンの画面を通して、通訳さんに

猫たちの姿を見せてから始まった。

 

通訳さんに言われたとおり、前もって

「9月1日の夜7時頃に、

 通訳さんの言葉を貸してもらうから、

 私に言いたいことを何でも伝えてね」

と、猫たちに伝えておいた。

 

ヒトと「会話する」つまり、通訳さんの言葉を借りて

直接やりとりをして話そうとしてくるか、 

テレパシーで内容だけ伝えてくるのを

通訳さんがまとめてこちらに話してくれる形になるかは、

動物によって、というか、その子、その子によって異なるらしい。

 

何も話してくれないこともあるそうだ

(コミュニケーションが成立しなかった場合には、

 その方のルールでは、料金は発生しないとのこと。

 詳しくは、こちらから)。

 

おらくもふるむも、直接、会話してくれた。

通訳さんによると、 

猫はもっと、ぼんやりしたことしか

伝えてこないこともあるのだけれど、

おらくもふるむも、けっこう明確にハッキリと

しゃべるやつらだったらしい。

 

【おらくとふるむ】 

 

おらくは、4年ほど前から

鼻水や咳、くしゃみがとてもひどくなった。

 

病院でも「猫の鼻炎は治せない」と言われ、

その時に知った漢方のお茶などをぼちぼち飲ませて、

鼻の症状は少しずつ進行していたが、

体としては問題なく、元気だった。

 

その後、慢性気管支炎に進んで、

まるまる1年前の8月、急に呼吸困難になった。

 

おらくはその後、酸素ケースをレンタルしているけれど、

始めは、ケースに入っていることはあまりなく、

元気に走り回っていることも多かった。

 

けれど、この半年以上、

ケースの中でぐったり横たわっていることが

ほとんどになっていて、

最近は特に、呼吸もひどい時が多い。

 

ふるむの方は、元気だけれど、

私はマンションの一人暮らしだし、

つい、急に苦しみだすおらくを中心にしていることが

多いので、退屈しているだろうし、

不満も多いだろうと、気がかりだった。

 

 

【そして9月1日へ】 

おらくは気温が高いと症状が急に悪化することが多いため、

6月頃からはずっと、

一日のうちの大半はエアコンをつけている。

 

ふるむは特に、人工の風がイヤなようで、

おらくと私がいる部屋からはすぐ出て行ってしまい、 

隣の暑い部屋でただ横になっている、

 

という、この夏はやりきれない日々だった。

 

8月中旬には、それまでと比べても

特にひどい発作がおらくを襲った。 

それまで重ねてきた覚悟を超えて、結局、

私は嗚咽するだけだった。

 

その日はどうにか乗り越えたものの、

よくおらくのヒーリングをお願いしている

知り合いのヒーラーの方が、

「今までとはかなり状況が違ってきているので、

 気をつけておく方がいい、

 もう、はっきり言っておくけれど

 できるだけそばにいる方がいい、

 あんたの習い事なら後でもできる」

とまで、わざわざ伝えてきてくれていた。

 

やっぱり、後悔しないよう、

私にわかる言葉に直して伝えてくださる

通訳さんのお力を借りよう、と思った。

 

 

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