断食終了後・・・復食で、「味」と「歓び」再発見ヽ(´▽`)/

昨日で、4日間の復食期間も終了。

これはほんとうに、あっという間だった。

楽しんでいるうちに過ぎたという感じ。

 

復食はとても大切だということが、よくわかる。

しっかり口の中でよく噛んで飲み込んでいるはずなのに、

固形物を食べはじめると、休んでいた「胃」が疲れて、

胃の位置の背中側が凝ってしまった。

 

ここで、楽しんだ復食メニューを、紹介しちゃろう。

 

私の、復食メニュー☆

(1、2日目は、フルーツジュースと、やわらか〜くした野菜。

 でもフルーツ買いに行くの面倒、というか、けっこう気が抜けて

 カラダ自体はダラッと疲れている感じ。

 作るのはもっと面倒。

 何より野菜を食べれることが嬉しくて、それで充実感!)

 

1日目:昼 ちょい焦がし残りキャベツのクタクタ煮

    夜 大根と糸切り昆布出汁の温泉煮

 ◆食が細くなっているから「少なくとも2食は食べる」という

  注意を聞いた気がするが、そんな心配ご無用であった。食う、食う。

 

 ◆塩は、復食期間は禁止ではないけれど、むくむので

 摂らない方がよい。私ももちろん、無塩生活!

 

2日目:朝〜夕方 白菜の温泉煮、バナナくんたち

    夜 新鮮キャベツの温泉煮

 ◆朝はふだん食べないくせに、朝から食べ続けるあたくし。

  夜、やっと皆そろって食卓についた。人間的(人間&ネコ的)だ・・・

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(フルーツ、ナッツ類、オートミール的な穀物OK!)

3日目:キャベツの温泉煮

    大根と糸切り昆布出汁の温泉豆腐クタクタ煮

    かぼちゃ姫と男爵のあつあつスチームデート

    梨まるごとナッシー

 ◆俄然、テーブルが「お食事」の色彩を浴びる。文化的だ・・・

 

(少しずつ通常の食事を加えていく)

4日目:十割蕎麦(きつね)と蕎麦湯

    大根と糸切り昆布出汁の温泉豆腐クタクタ煮

    プラム嬢むらむらまるごと

    居残りかぼちゃ姫

 

「歓び」の中身をご紹介しましょう。

初日の歓びは、

 ・Myお箸で!

 ・形のある食べ物を!

 ・つまんで口に運べる!

 ・しかも、それが温かい!

 ・か、か、噛める!

 ・あー食べ物の味!

でした。

 

2日目の歓びは、

 ・食材の風味を!複数のその違いを!味わえるヽ(´▽`)/

 ・料理をしている!文化的なわたしヽ(´▽`)/

  ◆同居人用に:鍋にミンチを炒めて塩コショウ、

         キャベツの温泉煮をジャッと入れて煮立てる。

  ◆そして、改めて感じたのは、

  「ものを食べたのに、夜、口の中がさっぱりしている・・・!」 

 

3日目の歓びは、

 ・噛んでいいバリエーションの増加!

   ナッツ噛む、梨カム、ジャガ噛むかぼちゃカム、温泉煮カムカム。

   ◆この日も朝からはりきった。まじで胃が疲れた(汗)

 ・温泉煮にバリエーション一挙増加!

   湯豆腐風

   ◆ま、これは初日からでもよさそう。

    でもタンパク質だからキャベツたちとは違うのかもしれない

   薬味〜〜っ!ヽ(´▽`)/

 

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《文化的〜!お汁椀と〜!箸置きにお箸と〜!好きな皿たち〜!薬味〜!かぼちゃ〜!》

 

4日目の歓びは、

 ・ズバリ、飲食店に入れる!注文もできちゃーぅ!

 ◆自由の身だ、という感じ。まぁ、まだこの4日目は、あくまで「通常食べるものを少しずつ加えていく」という段階なので、もちろん特に慎重にお店を探したし、私以外の客がけっこう入れ替わる中、十割蕎麦を一口ずつ、ほとんど玄米か!というほど噛んでから飲み込んでいたという、蕎麦屋滞在最長記録。

 でも、たいへん嬉しく、美味しゅうございました。

 

 

シャバへの復帰・・・

旨さ再発見

 ほんっとに、この復食4日間で、食材そのままの美味しさも再発見できた。

 同時に、人工的なプロセスをできるだけ抜いて、自然に近い食べ物を口にすることこは、体にとても優しい、今の時代にあってはむしろ考えられた末に意識的に選ばれるスタイルなのだ、と捉えるようになったな。

 (ヘタすると ”意識高い系” でくくられて終わるので、注意しましょう。)

 

 素材はできるだけそのままに、という意識は以前からもあったけれど、野菜をごろごろまるごと煮込むスープを作ったところで、「味付け」はしていたからなー。

 そういうプロセスもできるだけ省いた、食材的にもほんっとに粗食の状態というのは、つまり、内臓を休める断食の ”前後” の、準備&復食期間に近い状態なのだと、今回、つながったことは大きい。

 私は例えば、蒸したサツマイモだけを持って行って職場で昼食がわりにしていたこともあった。でもその頃は若干、「ちょっと最近、料理はしてないけど、これはこれでウマいんで・・・」っていうような、ビミョーな手抜き感への後ろめたさと共に食べてたのよね。

 

でも!そら、いかん!そんなのダメダメ!

「私は、食べ物を、最も美味しい状態でいただいている」のです!

 

 これからの意識は違います!

 カラダにも良く、飽きない原点の美味しさを楽しめる状態が、素材そのままの状態。そのまま食すことへの工夫が大切。 

 そう意識することで、よし、今日は「料理」バージョンの日だぜ!という料理の新たな意味も見出せることだろう。と思いますよマジで。

 

これからもよろしくナーッツ!

 もしかしたら、私はいつもそういう手抜き感や、「何食べていいかわからないけど腹減ったので今食うとすごくウマい」感と共に頻繁に摂っていたナッツ類や果物類が、準備食として摂るとされていた食べ物だったから、準備期間の3日間も含めて、断食期間中も、食べたいイライラはほぼ無く、けっこう楽だったのかもしれない。

 準備期間中はむしろ、夜いつもの晩酌をしない(泣!)ことを除けば日中はほぼまったくいつもとかわらないと言えるような生活だったので、準備期間に入っているということを逆に忘れて、夜、晩酌してしまったりしないように気をつけていたほど。

 

繊細さよ、私の中にSTAY!

 断食中から、ミネラルウォーターは「苦い!」と感じるまま変わっていない。やはり味覚が敏感になっているのだろうか?この、今の、ほんのちょっっとの梅干しとか、たった1滴のお醤油とかで、ふぅわぁ〜・・・っと風味が増して旨味を感じられるこの感覚を、遠ざけないように過ごしたいと思う日々です。

 

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《大豆を水煮して、熱いうちに千切りネギとお醤油3滴! だけ!》

 

 

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《「あ〜、腹いっぱい!」「ごちそうさま〜!」・・・・の、しあわせ》