ソリチュード論理式:諦めがっかり具体例その1

 ゲリー・ボーネルという人がいる。地球上のすべてのことが記録されているアカシャにアクセスして「情報を得る」ということを、我々は皆「虫の知らせ」とかいうタイプのこととして、やれてはいるし、意識的にその感覚を鍛えれば、得られる情報はより明確になっていくようにはなるものらしい。私も始めたばかりの、練習中の身。

 この人は、アカシックリーディングと呼ばれるその技術に長けている人であったらしく、私はあまり詳しくはわかっていなかったのだけれど、人生すべてにおいてスッキリしたくて見つけて約一年前から通い続けて来た某イングスクールとはこの方の学校であって、結果的にこの人のいろんな教えを学ぶ一年となった。

 月1回か2回のスクールが、日本にいる時期と重なれば直接の講義もあったし、そうでないときには、スカイプでの講義、というのが恒例であった。講義とは言っても、通訳を介して、受講生の質問に答えるという場面も多かった。

 これは、そういった講義中の、私の質問と、それへの返答の記録。私が「敬意を払う」こと自体を諦めるしかないのか、と思うに至ったきっかけの大きな一つなので、ここでとりあげる。日本時間の午前10時から12時の2時間(この日は、2時間7分)のスカイプでの講義の中で、これに費やした時間は、1時間10分。このやりとりをお読みになって、あなたはどう思われるか。長いが、すべて載せます。

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以下、「さ」=サンファル、「げ」=ゲリー・ボーネル氏

さ:コロナウイルスのことを、アカシックリーディングの観点からお聞きしたいんですけど。

 「2020年の予言」(某イングが毎年行っているらしい。有料だが、期間限定の無料配信を最近見た)をなさった去年の10月の時点では、パンデミックについて予言できてなかったということですよね。

 

げ:2年前でした、予測したのは。<に、にね・・・>

 

さ:・・・この状況は予測されてないから、オリンピックがあるという前提でお話をされてたと思うんですが。

 

げ:同時に、行われないかもしれない、という可能性も話しました。オリンピックがありますか、という問いに対しては、それは見えません、と答えたはず。

 

さ:お孫さんがオリンピックに出る予定だから、そのかたと、そのお母さん二人の意識を通して見てるから、オリンピックの頃の東京の様子が見える、とおっしゃってたと思います。

 

げ:アカシックレコードの情報を見る時には、関わる人(マインド)が1人の時には読みやすい。関わる人が増えるほど、ぼやけていく。個人の情報はかなり正確に読めるが、東京などの「街」はどうか、となると難しい。<これは、アカシックリーディングの大前提とされることとして、私も既に聞かされている>

 孫は、今もオリンピックチームと一緒にトレーニングを受けている。まだ2020年にオリンピックがあればいいと思って、トレーニングをしている。でも結局、2021年までの彼女の競技というのは、すべてキャンセルされている。

 彼女ひとりの意識を通してはオリンピックの延期は予言できない。延期を決めるのは、彼女だけでなく、多くのひとの協議をとおして決まるからだ。<そりゃそうだろうが、もう既に論点がずれ始めている>

 

さ:ゲリーさんには、いつ頃、何が見えていたのか、お聞きしたいです。

 

げ;人造のウイルスによるパンデミックが起きるということは、数年間予言している。中国からスタートして、人造のウイルスだと言ってきた。それ以上のことが、あとどれだけ言えたというのか。

 

さ:それは、どういう意味ですか?

 

げ:屋根のてっぺんからパンデミックが起きるぞ、と叫び続けたほうがいいのか。それとも、他のテーマに移って話したほうがいいのか。

 「2020年の予言」の夜は、ほとんどが、来たひとの質問に答える、という形だった。<まぁ、その形式はわかるけれど、2020年のオリンピック期間中の東京のことをあんなふうに語るのは、別のモンダイだと思うけどなぁ。東京のことは見えない、と言っとけばよかっただろうに。>

 

さ:アカシックリーディングの能力をどのように世界、社会に役立てるか、について知りたかったんです。

 屋根の上で叫び続けるかどうかは、皆迷うところだと思うけれど、何か具体的に伝えるということは、なかったということですか?

 たとえば、1月になって、そういう情報を受け取っていたとしたら、なぜ伝えなかったのか、ということ。

 

げ:その情報を聞きたい人、耳を傾けている人に対しては、私はその情報をシェアする。

 

さ:ということは・・・たとえば1月の某イングの授業(スカイプでの講義)の時に、私たちがもし何かを尋ねていれば、それについて何かを伝えてくださっていた、ということですかね。「何かこの先、とんでもないことが起きますか?」「パンデミックが起きますか?」とか質問されていたら、「マスク買っといたほうがいいよ」とか教えてくれていた、ということかなー・・・

 

げ:そういう時に、私はまず、日本人の集合意識とつながる。ウイルスに関して、日本人の集合意識がどうなっているか、ということにまずアクセスする。知りたいですか?

 

さ:こんなに大変なことになる前に、ひどいことが起きるよ、と教えることは、有益なのではないか、と思うんですけど。全員ではないかもしれないけれど、某イングの人たちは、ゲリーさんに見えているものは受け入れる準備ができている人たちなのではないのかな、と思う。

 

げ:いいえ。あなたが今言ったことはちがう。いつ、マスクをつけ始めたか?<自分を慕って、信じて、集まって来ているはずの自分の学校の関係者をも、「私の言葉を信じない人たち」と言い切ったことになる>

 

さ:・・・これ(ネコの覆面マスク!)は最近買いました。

 

げ:そうじゃなくて。ふつうにマスクをつけ始めたのはいつですか

 

さ:最近です。<そうじゃなくて、って・・・マジやんこいつ。私はこの人がいつも言う "笑いが大事、ユーモア" を重視して、こんな変な猫のマスクつけて授業受けてるというのに>

 

げ:2月にマスクをつけ始めなきゃいけなかったんです。

 でも、日本の政府と、日本人の集合意識は、これは中国のもの、韓国のものであって、日本にはやってこないだろう、それが日本人の集合意識だったんです。

 

さ:(だからパンデミックの警告をしなかった、って理由になるほどの)「集合意識」っていう・・・のは・・・・なんですか

 

げ:Oh,God,,,(失笑)・・・なんで、こんな時間つかってそんなことを聞きたいの

 

さ:火事が起きていて、一番に気づいた人は、「火事だー!」って言うと思うんです、周りの人たちに知らせるために。だから、私は、アカシックリーディングの能力を決意をもって世界のために、人々のために役立てる意識があったら、「火事だー」と言うのと同じこととして、ほかの人より先に気がついたゲリーさんが、「マスクつけ始めた方がいいですよ、2月の段階で」と言うのは、何も集合意識に反することではない、と考えるんですけど・・・

 

げ:私は2月にエジプトのツアーを予定していたが、コロナウイルスのせいでキャンセルした。私自身もぜったい病気にはなれなかったし、ツアーの人たちもウイルスにかからせたくなかった。そういう意味では、それに関わっている人たちを救った。

 ナイルツアーに参加した人たちは、コロナにかかって、そのうち何人かは亡くなっている。

 たとえば地震について、異常気象について何か言うと、どうしてそうやって人心を惑わすのか、とたくさんのメールをもらいます。

 メインドクターは、ともかく家に居てください、自粛してくださいと言ったがゆえに、周りから攻撃された。(ゲリーの主治医が、という意味なのか?)

 あなたの言うことは聞いてるし、批判も受け入れている、それはノープロブレムです。<批判ではないのだが。もうこの後もずっと「批判」としてしか捉えていない>

 おそらく、僕に見えている未来のすべてをあなたに話したら、あなたは自殺するでしょう。これからの20年というのはひどい。

 

さ:変えられないことは知ってもどうしようもないと思うけれど、知ることで変えていける未来があるから、「予言」をなさってるわけですよね。

 

げ:そのとおり。ウイルスは変えることはできないものだった。専門家たちにも。これは人造的な生物兵器だからだ。<うーん、ウイルスのことと捉えるのはおかしい。私はウイルスを取り巻く「ヒトの意識、行動」のことを言っている、「変えられる」ことというのは。

 「変えられない出来事でも、”どう反応するか” を変えることで、結果は変わっていく」。これもアカシックリーディングの大前提として教わることだし、リーディングを行う前にはクライアントに必ず聞かせる説明事項でもあること。従って、ここでゲリーが「変えられない=ウイルス」としか捉えないのは、アカシックリーディングを教えている人間として、とんだ思い込みによる勘違いとしか言いようがない。>

 

さ:だからこそ、パンデミックになった後で、ゲリーさんがいろいろ教えてくださってますよね、ゴムの手袋をした方がいい、とか、うがいの方法とか。

 だからそれを、日本全体にじゃなくても、「知る」ことで・・・・「はやりそうだから2月、1月の段階から、絶対に手を洗っておきなさい!」と私たちに言ってくださっていたら、今わたしたちは既に知らずに保菌者となって広げているかもしれない、そのおかげで罹患しているかもしれない人たちは、かからなくても済んでいたんじゃないかな、と思うんです。

 

げ:まったく、まちがっています。私たちの習慣、癖というのは、ほんとうに変えるのが難しい。あなたに、顔に触らないでくださいと言ったとします、できますか?

 

さ:じゃあ、その、アカシックリーディングというのは・・・

 

げ:No, just say, just say YES or NO。イエスかノーかだけ答えてみてください。

 

さ:(その理屈にYESと答えてもNOと答えても、あなたの次にとる態度はもう決まっとるじゃないか)うーん・・・

 

げ:そうでしょう。あなたがほんとうに怖いと思うまでは、今までの習慣はかえられないでしょう。

 私の娘だって、孫たちの大学の春休みに、慣例の行事には孫たちを行かせないで、と言ったのだが、娘は言うことを聞かないで、子供達をその春休みの行事に参加させて、皆ウイルスにかかってしまった。

 基本的に人間というのは、習慣に縛られている。ほんとうに女神が目の前に現れて何か言わない限りは、変われない。

 12年前にアメリカ政府は、今の状況が来ると警告して(されて?)いた。日本の政府も同じ。でも両方の政府ともそれに関しては何もやらなかった。そして皆それに対して何も準備しない、できてないから、こういうひどい状態になった

 

さ:政府が言ったとかどうかではなく、私がお聞きしたいのは、ゲリーさんのアカシックリーディング能力を信じてる人たちに、ゲリーさんがすごく積極的に訴えかけるということをなさったとしたら、その姿を見て、「あ、ほんとに来るんだなパンデミックが。」と信じる一部分はできて来るんじゃないかと思うんだけれど、政府が言ってたけどみんな聞かないから、というふうに考えられるということは、アカシックリーディングの能力は、何に使うものなのでしょうか?人々の役に立てない?立てようと考えないほうがいい?

 社会のために、自分の利益だけでなく、つまり、人の資源になるために、どのようにお使いになる、ということなんですか?

 

げ:2年前に、私は中国から生物兵器が溢れ出すと言った。それを聞いた日本人もアメリカ人も、そういうことがあるのか、という程度でそれは脇に置いた。<だから、いつ頃から何が見えてきたのか、見えてきてからどうしたのか、を問うているのに「2年前に言った」とばかり。>

 これから、あまりお話ししていない話をします。ゆりこ(通訳、講師)と僕は共通の友人がいる、日本政府の人。その人は、TEPCOのリーダーと友達だった。アカシックレコードを読むと、さらなる地震が来て、残された原子力発電所の、残された部分がさらに壊れてしまって、太平洋全体が死ぬ、という情報が見えた。

 そして私たちは友達である政府の人と話をしてともかく力(influence)を使って、炉心を取り外してほしい、と話した。

 最終的には、東電を説得して、残された炉心を取り除くことができた。炉心をとってくれた人の1人は、そのために亡くなっている。

 日本政府が何を始めたのか、想像してみてください。放射能に汚染された水を、太平洋に流し始めた。それは、炉心がもう一度水に晒されると同じ悪影響を与えるだろう。だから、そういう悲劇が起きるよ、と言って、それをとりのぞこうとしたにも関わらず、日本政府はまた同じ悲劇を作ろうとしている。

 だから、あなたは、僕に(これ以上)何をしろと期待するのですか。

<そんな感情的な理屈を急に出してこられても、そゆこと知らんから聞いてるのであって。>

 

さ:今の東電の方々に働きかけてくださったというのは、ほんとうに、ありがとうございます、と思いました。それがまさに、私が、そういうことはなさらないのかな、と、アカシックリーディングをつかって・・・

 ↑

<この私のコメント部分は訳されないうちに、次をかぶせて>

げ:OK, I’m gonna talk directly to you for a moment, not everybody else, just you. (ほかの人はおいといて、あなただけとお話しする。)<通訳の人も、ここまでの私のセリフを訳しておくべきだと思う>

 In the future, you will die of a…of a… version of radio active poisoning. (あなたは、未来に、放射能汚染の影響を受けて死にます。)Because you won’t change your habits. You won’t give up SUSHI, you won’t give up deep sea fish, you won’t give up your habits, so YOU<こっちを指差して> are gonna die from radio active poisoning.(それは、あなたが習慣を変えないからです、寿司を食べるのをやめない、深海魚を食べるのをやめない、あなたはあなたの習慣をやめないから、放射能の影響で死ぬんです

<職権乱用。能力の誤用。これが、私の質問への答え。>

 

さ:私は、ゲリーさんが、今、なんてゆーんだろ、私がゲリーさんを、なんかもっとちゃんとしなさいよって文句を言ってるように捉えてらっしゃるなぁと感じるんですけど、そうじゃなくって、アカシックリーディングの・・・

 

げ:No, I feel that you’re not able to understand the complexity of what goes on and collective mind, that’s what I believe, and, AND, you’re SO INTO what you’re thinking about it, that you can’t hear what’s been said.

(いや、あなたは起きていることと集合意識がいかに複雑かということをわかっていない、そして、自分の信じていることを言おうとしているだけで、言われてることを聞いていない

 

さ:私は ”私の信じていることを言おうとしているだけ” なのではなく、私に見えたポイントポイント、予言の半年前には見えてなかったんだな、とか3月の段階では手を洗いなさいと言われたとかの、その間はどのように見えていたのかな、その時に、みんなアカシックリーディングの能力を、私たちも練習しているわけなので、みんなが磨いていく能力を、どんなふうに使われているのかを知りたくて、お尋ねしているんです。

 

げ:もしあなたが未来を見て、インフルエンザのような病気が見えたとする。そして、もしあなたが未来に完全に、直接リーディングをして、その病気にかかる人を直接リーディングしない限りは、その人がインフルエンザなのか、それに似たようなウイルスなのか、見分けがつかない。だから「2020年の予言」をした夜に、聴衆の人が手を上げて「私はそのウイルスにかかりますか」と尋ねていたら、その人の個人的なアカシャに入って、イエスとかノーとかを答えることができました。<だから、個人的なこととして見てなかったから、このパンデミックは間近になってもいつ爆発的に広がるかはわからなかった、ということになのだろう。そう答えてくれる方が、何が読めて何がどう読めないのかのとても良い体験談となるのに。私の質問を、単なる個人攻撃としか捉えていない。>

 でも、このウイルスはほかのウイルスに酷似した状態に開発されているので、ほかのウイルスと区別がつきにくいんです。

 これで説明の助けになりましたか?<ならねーよ>

 

さ:・・・だから、「尋ねられたら答える」という、、、、

 以前、アカシックリーディングの読み方として、尋ねられていないことを勝手に教えるのはルール違反、倫理違反だと(講義でも聞いた)。

 でも、ゲリーさんがおっしゃっていたことで、その人が深刻な病気になるとがわかっている場合、話題を振ることはある、「健康面はどうですか?」と。それでもその人が「いや、お金の方が気になる」と言ったら、もうそのことは言わないよ、と。

(訳者:だから、それを振った方がよかったんじゃないかっていうこと?)

 だから、やってないことを責めてるとかじゃなくて、アカシックリーディング能力をどのような範囲に、どう役立てることになるのか、の、範囲を知りたいわけです。

 

げ:古くから、アカシックレコードというのは、人々に明晰性をもたらす、ということが目的。私は50年以上、個人にアカシックレコードリーディングをしてきた。そして、そこで2つの真理を見つけた。人々は、未来への好奇心は持つけれど、それは今起きてるわけではないから、それに対して何もしないんだ、ということ。

 ある人は、28年間知っている人。結婚しようと思っているんだ、その人の名前を言って、その人は僕にピッタリ合っているひとですか?と尋ねるから、アカシックを読んで、その人と結婚すると不幸になるよ、と言った、2人ぐらい子供はできるけれど、ずっと不幸な生活を送ることになるよ、と。そしてその人はどうしたと思う?その人と結婚した。自分のした選択で悲惨な目にあって、文句を言っている。

 結局、あなたはほかの人を助けることはできない。その本人が自らを喜んで助けようとしない限りは。だからアカシックリーディングというのはシンプルに明晰性を与える、伝えるだけです。<そこは、わかる。だからと言って、何も言わないの?って聞いてるのだが。>

 日本人の2人のクライエントがいる。そのうち1人は、東京からロンドンに引っ越した人で、3日前にメールが来た。あなたがパンデミックが来ると言ってくれていたおかげで、ニュースが来た途端に、やるべき準備を全部した、ありがとう、と。

 もう1人は、パーフェクトな英語を話す人だけれど、「確かにパンデミックのことは聞いてたけど、名前も教えてくれなかったし、今度のがそうだとは思わなかったよ、どうしてもっと詳しく教えてくれなかったの?」と。

 同じ情報で、これだけの差。自分が自分で救おうと思う人じゃないと、あなたは人を救えない。<だから、そこは、わかる。>

 

 アカシックリーダーになってあなたがほんとうにフラストレーションがたまることは、けっきょく、人々は、過去生で誰だったかとか、今自分はどんな人間か、とかいうストーリーや、安心のためにいろいろ聞きたがるけれど、それだけ<虚しいのはわかるけど、そこまで虚しさを全面に押し出されると、もう、「今皆がやってる練習=自分の学校でやらせてること」も、無駄ってことですか、って思わせることにはならないか?>

 日本の政府に入っている友達は、ずっと昔、自分は首相になれますか、と尋ねた。イエスと答えた。でも、何かを変えないと、と。若い人たちとつながって、属する政党を変えないといけない、と。まだ彼はそれをやってない。

 能力を使うことはできても、でもそれを使って人を変えることはできない。自分が与えた情報を相手がどう受け取るかも、自分はコントロールできない。<だから、そこは、わかる。>

 

さ:それは私もわかります。ですから、使う側の、それでも言い続けるとかいう姿勢、考え方をお伺いしたかっただけです。ハイ、わかりました。

<私はここで終わろうとした>

 

<訳者:屋根の上で叫び続けるかどうか、ゲリーがするかどうかを聞きたかった、と?(さ:そういう姿勢を・・・見える人としては、はい)どういう意識を持っているかを聞きたかった、ということ?>

 

さ:もう繰り返しになりますから、いいです。

 <2回目終わろうとした>

 

げ:私は人に責任を負ってはいない。もし屋根の上に立って、ウイルスが来るよ、マスクして、手を洗って、と言って、実際にパンデミックが来るのが2年後だったら、誰が私のいうことを聞くでしょう?またあの気がふれた奴が屋根の上で変なことを言ってるよ、ということになる。<だから、「2年後」だからだろ。>

 

さ:それは「恐れ」ではないんですか?「フェイクニュースを広げてると糾弾されてる」と先週もおっしゃってたけど。

 

げ:ちがいます。屋根の上には立たない、なぜなら、人は自分の習慣を変えない、変えないことに対して責任をとろうとは思わないから。

 

さ:ハイ、わかりました。

 <3度目終わろうとした。ここまでで50分。以後、20分続く。>

 

げ:あなたは、車を運転しますか?

 

さ:・・・時々。

 

げ:運転する時は、交通ルールにすべて従いますか?

 

さ:一応、はい。

 

げ:全然そうは思わないねー。停止の標識で全部きちっと止まったりしてないでしょ?

 

さ:運転する時はしています、歩く時は無視することもあるけれど。

 

げ:This is a habit. <←汗 ゴーイン> 人は結局、習慣で生きていく。結局、全部のルールに従ってください、とか言っても、全然みんな言うこと聞かないでしょ。

 なぜこの例をあげるかというと、数年前に行ったあるセッションで、未来にひどい事故が見えた。そこから治るのにとても時間がかかる、と。そこで、言ったんです「どうか、ともかく、交通ルールに従ってくださいね」と。でも従わなかった。Is that my fault?(これでも私が悪いですか)<そんな理屈を、いつまで続ける気だ?>

 

さ:全然そんなことは思っていません。結局自分の邪魔をするのは自分だという(ゲリーさんの)お話は聞きました。そんなことは聞いてないし、思っていません。

 

げ:Ok, so…

 

さ:ゲリーさんの話はわかりました。

<もう、かなりカブせ気味。4度目終わろうとした>

 

げ:屋根の上に立って叫んでも、何も変わらないです。2年前に聞いたから知ってたよ、と言う人もいれば、名前を教えてくれなかったからわからなかった、という人もいる。

 

さ:・・・・はい。あの、東電のリーダーの方に、そういうお話をしてくださったということ、そういうお話を聞けて、とても嬉しかったです。

<5度目、笑顔でまとめてまで、終わろうとしている>

 

げ:あれはけっこう大変でした。<まだ続けるのかよ> 誰も東電のトップの人に逆らいたくなかったから。結局、睨まれたくないから。残念ながら、日本政府は放射線で汚染されたものを海に流そうとしている。もうすぐ、深海魚は見られなくなる。それから、その後、浅いところの魚も食べられなくなるでしょう。ウニが死にかけている。ヒトデも死にかけている。クジラ、イルカは体に傷を負っている。<まだ続けるのか、私が放射線の影響で死ぬという話?>もうすぐクジラやイルカが食糧となって食卓に上るでしょう。毎年日本人はイルカを殺している。その肉がけっきょく、ごはんになる。そして、甲状腺ガンが増える。そして、体の中の弱い遺伝的傾向性が表面化して来るでしょう。<どこまで脅し始めるのか。もう完全に私はこの人の ”人間を見ている”>

 これから10年以内、日本人の4割が亡くなる。それはアベさんのような馬鹿なリーダーのせいです。ですから、屋根の上に立って10年以内に40%が死ぬぞーと叫んだ方がいいでしょうか?<いつまで繰り返す?>おそらく、私は連れ去られてしまうでしょう。

 未来について私の知っていることを全部知りたいですか?ははは。もし全部話したら、あなたは自殺するでしょう。<終わらない。終わらす気がない。>それぐらいひどいです。

 でも、ちゃんと自分のセンターにいて、明晰性を保てるならば、正しい時に、正しい場所にいられるでしょう。そうすれば、知性より直感の方が大いなるものだから、そうなると40%には入らないでしょう。<急に、今まで一貫して求めていたような方向性のことを、急にちらっと言うたな> でも日本だけじゃないです、世界中で同様なことが起きるでしょう。

 

 このクラスの中には厚労省でお勤めの方もいらっしゃると知っています。すべてを明らかにしたとして、中国のこのウイルスでの死者は700万人超、もし(ロックダウンなど?)何もしなかったら、6億人なくなることになる。

 なんで、コロナウイルスであの国はこんな極端なことをするのか。日本は中国を怒らせたくないからあまりプッシュしない。アメリカも同じ。トランプは中国にチャレンジすることによって、自分の貴重な貿易ルートを断ちたくない。人が死んでも構わない、もう一度経済をオープンにしなくちゃ、と。トランプの子の一人はウイルスにかかっていて、亡くなるでしょう。

 

 アカシックリーダーとして、情報はとれるかもしれないが、人類というのは、その癖をとるのに何千年もかかるんです。ですから、あなたの能力を使って人々がより大いなる旅ができるよう明晰性を得ることをヘルプしてやってください、その人をその人自身から救うことはできません。<もう止まらないんだな。ただループしている>

 僕の長女の結婚式に僕の弟が来た時、裏庭に座ってビールを飲んでいて、「グレッグ、医者に行けよ、肺にガンの影がある」と伝えたが、でも彼は行かなかった。そして数年後、交通事故にあって、肋骨を折ったが治らなかったので医者に行ったら、ガンがあるとわかった、医者が言うには、一年前にわかっていたらこの手のガンは治っていたのに、と。その人自身からその人を救い出すことはできない。<何っ度も聞いてる、この話。>

 

 100年以内に、この地上の人口は、5億5000万人になる。なぜか知りたいですか。どなたか知りたい人、手をあげてください。<他の人に広げてしもうた>

 戦争のために人口が減るのではない。新しい生物兵器によるものでもない。

 定期的に太陽から電磁波が放出される。ガスでできた惑星ではなく、大地、地面をもった惑星を見ると、そこに、ある傷を発見することができる。火星にもそれを見ることができる。太陽から電磁波爆発が放出されると、地上の生物はリセットされる。1980年代、アトランタのエリアで、どういう情報を与えればその出来事の後、人々が助かるだろうかと我々は話し合った。

 そこで、ガイドストーンという石を作りました。オンラインで見てもらえばわかる。ジョージア州アトランタ。ガイドストーン(石盤)には、各国の言語で言葉が刻まれている。8ヶ国語。そこに刻まれている言葉が、未来の人々にヘルプになると思って記した言葉。そこには、「地球には5億の人々が住んでいれば、自然とバランスがとれる」とも書いている。言葉は10個あって、10番目の言葉は、「地球上のガンにならないで。地球を自然に返しましょう」。

 私が屋根の上に立って、何回もこの話をしたとしたら、完全に無視されるでしょう。残念ながら、ガイドストーンの上に落書きをする人達がいる。ガイダンスを得るということに対して、人類がどう反応するかということは、それを見ればわかるでしょう。<一貫した、「無視されるから皆には話さない」という発想。>

 悪い知らせの話をしてごめんなさいね<えー?!今さらそんな謝り方・・・>、でも100年後だから、皆さんはきっといないでしょう<いなけりゃいいのか?>。いっぱい顔にクリームを塗りたくってください、電磁波エネルギーというのは顔を焼いて(フライにして)しまうから。

 

 こういう話をしようとは思っていなかったけれど。

(~1:52:40)

 

<次の質問の後、レクチャーの終わりに>

げ:プランどおりの話ができなかったのは残念だったけれど、起きたことは、起きるべくして起きたことだと思う。(する必要のあった話なのだろう、という意味。)

 

<翌日のレクチャーの中で>

げ:きのうの会話について、どう思いますか。

 

<翌々日のレクチャーの中で>

げ:私はこれまで、屋根の上に立って何度も叫んできたわけですが・・・

 <屋根の上では叫ばない、って言ってたやん>

 

<べつの話題の中で>

げ:覚醒した状態(まだ悟れていない受講生たちとは違う、なかなか行けない領域にもう達しているという状態)にある自分でも、「わかろうとしない相手」にフラストレーションを感じてしまう、そこは自分の人間味だ。

<完全な、正当化。自ら言い訳。>

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 同じクラスの人たちの中には、その後で私に「だいじょうぶ?」とか、「ゲリーさんの気に当たっちゃったんじゃない?」などと心配して個人的に連絡をしてきてくれた方々もいた。

 その方々の私への思いやりには感謝するが、その発想は、「私もいたたまれないことがあったから」<私がゲリーに責められていたたまれない気持ちになっているという推測>とか、「あの話は、誰も悪くない。ゲリーさんは、幼い頃に虐待を受けて、入ってきてほしくない領域があるんじゃないかな、次の授業は胸を張って出てください」<まったくゲリーのスピハラの理由にはなっていないと感じます>とかいうふうに、解釈や励まし方が、ねじれていく。

 

 私は淡々と、この人の説明(弁明、釈明、言い訳)には何も得るところは無い、人間を見たなー、と感じながら話を聞いていただけだった。私には単に、彼が、数十人の前であれだけ話の筋を曲げながら、アリを戦車で轢き殺すようなことをすることが、自分の姿や能力を小さく見せてしまうことに他ならないことになぜ気づかないのか、ただ不思議でならなかった。

 

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東京の夕景。富士山が見える方角らしい。

9ヶ月ほど通った某イングの教室の窓より。あとはZOOMでの遠隔授業となった。

 

 私がいろんな人に払ってきた「敬意」って、何なんだろうか。一年間、毎月、東京に通って、この人のスクールで学んできたのですけど。単に、学ぶ相手を間違っていた、というだけで済ますのかなー。

 

 ちがう。

 

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連泊も多かったホテルの部屋では、花で「気」を保った。

この花の時は特に台風で授業も予定変更、2日間缶詰状態。ひどい台風は他にもあった。

これは、やっと授業に行ける、台風一過の朝。(手前に酒の瓶 ((((;゚Д゚))))))) )

 

 ほんとうに、これが典型だと言ってもよいほどに、これまでの私は、敬意を払ってきた相手の「えっ?!」と思わされる言動によって、それまでの自分の従順さを顧み、ときに恥じ、信じてきた自分が無判断だっただけなのではないかと考え直す、ということを繰り返してきている。そして最終的には、相手との関係を保とうとした自分にウンザリしてしまう。同時に、相手を意識の外に、捨てる。捨てたら、二度と元の意識には戻らない。

 繰り返し起きていることには、必ず、学ばなければならないことが含まれているのだろうから、これも見つめる必要があるのだろうと思うのだが。。。。

 

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もう、卒業しちまったよ。

あの時窓辺にわたしと共にあった記憶を、きっと今もとどめている花。

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