その2 壁] _-)チラッ について考える。

4日目のヨユーで、断食前半を振り返って

「食べる」ということについて考えております続きだよ。

 

= = = = = = = = =

2日目、3日目は、ただ自分のペースで

仕事をしていればいいだけだったので、

初日のような集中は必要無かったせいか、

ケーキ&コーヒーは、浮かんでこなかった。

 ま、でも時々は、食べ物が一瞬よぎることはあった。

 

断食をやる前は、

お腹が空いたら、「あ〜〜、あれが食べたい〜〜」的に、

ずーっと頭の中に食べ物がこだましてしまうような

状態になるのかなぁ、とか想像していたのだけれど、

違うんだな。食べ物が浮かんで来る時は、すべて

 

   壁] _-) チラッ

 

なのよね。

で、すぐ忘れる。今どーせ食べれないしね。

無意識に 諦める、という感じ。

 

そこなのよ。

 

「諦められる」のです。

断食中ですから、という大きな環境の中にいると。

で、ほんとに、忘れてしまえるのです。

 

ということは、

 

私なんかもよくある、

「今日は昼間っからずっとケーキが食べたかったから

仕事の帰りにケーキ屋に寄って、買って帰った」

とかいう感覚・・・

 

そのケーキ屋が閉まっていたりした日にゃあ、

まっすます悶々としたりするという。

 

あの、「忘れない」「諦めない」感覚。

それは・・・執着!

 

きっと、食べ物とかがチラッとヨギルのは、

断食中だから、ではなく、

人の欲求の発端は、すべてそのチラッという瞬間だけ

なのではないかな、と思うのだ。

 

それはカラダにとっての、

栄養だったり、気分転換のためだったりという

なんらかの必要なものとしての、まっとうな欲。

で、その次の瞬間からは、征服欲みたいな、執着。

 

ヘタに、食べちゃいけないとかいうような縛りのない

自由な条件下にいる通常の場合だと、 

 おぉ、それ、ぜったい手に入れてこの欲を満たすぜ!

となりがちなのだな、きっと。

手に入れられるからねー、ほとんどは。

 

つまり、

 

 欲求=必要(原初的な欲)+執着

 

なのかもしれませんなー。

原初的な欲は、生きていくために必要だと

感じたり判断したりするもの。

それは、一瞬。

その次の瞬間から始まる執着は、永続的。

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 <さち・ド・サンファル!さんの、「欲」の王道> 

 

女性をレイプする男性というのは、

性欲が抑えきれないタイプなのだと思われがちだけれど、

性欲というのは誰にでもあるもので、違うところは

「征服欲」を抑えきれないところ

だというでしょう。

 

そいつらのチンチンの中も、

 欲求=必要(と感じる原初的性欲)+征服欲

なんだよな。

 

こう考えると、

性犯罪者をすっごく特殊な人間として

切り捨てて終わってしまいがちだけれど、

何かを必要と感じる原初的な欲に征服欲を絡めてしまうのは

人間フツーにやってしまっていることで、

 

・原初的な欲がどういう方向性、性質を持ったものか

・征服欲の度合い

 

によって、

性犯罪者となって社会からツマはじきになったり

すごい肥満で悩んだり

カラダ壊してしもうたり

こだわりのグルメを謳って生きてみたり

してしまっている、ということになるのかもしれんな。

 

 

とか、考えておった。

水で膨れた胃を抱えながら。 

 

 

その3へ〜