【おしえて!タロット先生】2019年を振り返る:下半期

 2019年をふり返っての答えあわせと再考。

このページは、2019年下半期です。

(上半期は、こちらから。)

いくわよー、まず7月から9月。

f:id:Sachi_de_Saint_Phalle:20200103054302j:plain

7月《ソード8》

この7月は、これまでの人生の中でも

そうそう無かったと言えるほどに、キツかった。

 

様々なしがらみ、巡りまくる思考によって

がんじがらめで動けない。

でもそう思っているのは自分だけで、実は足元は自由。

動こうとしていなかったのは、自分なのでした。

ほんっとに、よく表したカードだ。

 

もしかしてだけど、

もしかしてだけど、

ライダー氏はこのカード、

この7月の私のことを描いてくれてたんじゃないの?

 

短く言うと、6月前半にスクールで

「過去の記憶と向き合う」ために

未だ根に持ってるコトについて

原家族(生まれたときにいた家族)と

実際に話をしろ、っていう宿題が出てからというもの、

私の心はもう、どんより。どん底。ずんどこ。

動けない。動きたくない。被害者意識。がんじがらめ。であった。

 

私の場合、原家族とは、父、母、弟。

両親はもう死んでる(と聞いている。家を出てから

ゆうに二十年間は絶縁状態であったので、

死んだとこは見てない。)ので

とにかく実際に会って話さねばならないのは、弟。

 

生まれてから一度たりとも

まともに会話したことのない相手と、話さねばならない。

話をしてください、とお願いせねばならない。

こっちから縁を切ったにも関わらず。

どこに住んでるかもわからない相手と。

連絡先も知らない相手と。

 

これはあまりにも大きいことなので、

またいずれ書くことにしよ〜っと。

 

とにかく、通るべき道は、通っていくしかない。

というか、おそらく、通るようになっている。

知らなかった連絡先は、

するっと知ることのできる状況となった。

 

6月に宿題が出てから、7月半ばに

連絡をとるまでにかかった40日間、

悔し涙に明け暮れた。

なんで悔し涙なのかも、いずれ書くことにしよ〜っと。

 

とにかく私は自分の歴史の中で

この日々を「嗚咽の40日」と名付けている。

きつかった。

 

で、7月終わり頃、弟から返事が来た。

 

自分が動けば、状況も動くのだ。

動けないのは、自分が動かないからなのだ。

 

8月《運命の輪》

これまた既に、正月に言われていたのね、わたし。

ここ、自分の力ではどうしようもない運命によって、

思いもよらないことが起きるポイントです、って。

 

弟と会うことになったのは、8月2日。

私を知る人たちは皆、

私が自ら弟と会ってしゃべった、と聞くと

本気で驚き、大仰天した。

 

宿題のことなんてあまりにもどんよりし過ぎて、

誰にも話してはいなかったのだけれど、

弟と会うことが決まってから、同居人に

「近々、わたしは、いちばん私がやるとは思えないような

ことをする予定です、さて、何をするのでしょう?」

ってクイズを出したら、

 

「・・・弟と会う?」

 

と、一発で正解されたほど。

私の要望に応えて会って

会話をしてくれた弟に感謝もしたし、

ほんと、この流れというのは、運命そのものだ。

その話によって、

私の過去はほんとうの過去になった。

それは、いずれ書くことにしよ〜っと。

 

ほんとに、過去がびゅんびゅん音を立てて

遠のいて、「過去」になっていった。

頭の周りに何もなくなって、スカーっとし過ぎて

怖いほどに支えが無くなった感覚だった。

ほんとに、耳周りがスカスカしてたような感覚。

 

そして下旬には、さらなるスクールの課題として、

断食と、ビジョンクエスト。

これでまたいろいろと、自分の中が大きく、

なんというかしら、

本来向いていたはずの方向に向き直すことができてきた、

という感覚もあるな。

ほんと、運命の大車輪がゴローン!と回転した8月だった。

 

9月《▼恋人》

このカードの意味としては、

仕事上の協力者がいない、補い合えない、

コミュニケーションがうまくいかない、

「調和」できない、何かを「選択」していかないといけないよ

と言われていたらしいけれど、

なんか、ピンとこないのよねー。

 

もしかしてだけど、

もしかしてだけど、

未来の予想っていうのは、その未来を尋ねた時点での

もっとも起き得ることが来るわけなので、

意識が変わり、反応が変われば、結果も変わるもの。

スクールの宿題に一生懸命取り組んで、

私の意識が変わったので、あまり不調和を不調和として

感じずに済んだんじゃないの?

 

 そして、10月以降も、実は同じように

あんましピンとは来ないんだよなー・・・。

 

9月から12月までのカードはすべて逆位置なのだけど、

つまり、8月に《運命の輪》が回転して以降、

逆位置が、逆位置として感じられなくなっている感じ。

f:id:Sachi_de_Saint_Phalle:20200103063457j:plain

逆位置というのは、そのカードのエネルギーが

ストレートには現れづらい、という要素を

孕んでいるものとして解釈できる。

 

でもここでは、

その、「エネルギーを遮る何か」が取り払われて、

つまりは逆位置が逆位置の要素を失って、

そのカード自体の意味がストレートに来ていた

という感覚があるのだよなぁ、不思議です。

 

10月《▼カップQUEEN

テーマは「慈愛」。感情部分を受け入れまくる女性性。

でも本来は逆位置なので、

受け入れの度が過ぎて、繊細に感じ取るがゆえに

人の感情に振り回されてしまったり、

心の調和がとれず、感情的な気分になってしまったり、という予想。 

だけど、むー。べつに。

なんちゃなく過ごしたわ。

 

11月《▼ワンド8》

カード自体の性質は、ものごとの急展開を表し、

「これから重要なメッセージが来るよ」ということも知らせる。

個人的な意思などもはや届かないところからの。

 

逆位置の解釈をしたら、急展開に至らないのだから、

滞ったり、喜べない変化が起きたりする、と。

 

いえいえ、私が実際に経験した11月は、

まさに正位置の、カードの性質そのもの。

 

KNOWING の課題の一つであった

「アンタカラナの儀式」が終わったのが11月上旬。

 

そこで得た大きな大きな気づきは、

「音楽とか美術とかカラダ動かすとか、

もともと区別する方がおかしいこと」なのだ、ということ。

そして漠然と、

私はその「どれも」が実は単純に「好き」だったよなぁ、ということ。

 

今までずっと、

音楽をやってる自分という姿を意識し過ぎていたり、

両親の「楽器なら習わせてやるけどダンスはダメ」っていう

考え方を受け継いでしまっていたり、

父親がずっと宿題に干渉しすぎて小学校の頃にいつも

オトナ過ぎる絵を提出していたから

自分は絵が下手だと思い込んでいたり、

と、無意識に区別し、区別させられてもいたのが、

単に馬鹿なことだった、と気がついた。

 

その意識で11月のスクールに行ったら、

自分で見た過去世でも、クラスの人たちによるリーディングでも、

 

「天と通じて自由自在に踊っていた過去世が

 とっても奔放で気持ちよかった」

 

とわかって、

複数の人たちから具体的に

フラメンコの要素を音楽に取り入れるといいとか

スペインのマドリードで踊ってた、とかも言われて、

そのままの勢いで、スクールから戻った一週間後には

あっという間にフラメンコ教室に通い始めることになって、

もうその変わりようが、自分でもこわいほど。

 

でも、すご〜く楽しいんだぜ。

 

これは、人知を超えた急展開でしょう。

カードのエネルギーそのもの、正位置のエネルギーでしょう。

 

12月《THE FOOL 愚者》

カードのキーワードは「自由」

無条件に自分を信じ、何をやるにも囚われない自由な冒険心。

危険も伴うかもしれないけれども、なるようになるさ。

ささいなきっかけからの、新たな場面への旅立ち。

 

逆位置の場合、その不安定な方の要素が強く出る感じかな。

無責任に楽な方に流れる、とか。

 

でも私の12月は、べつに不安定感や、

フラフラ定まらず不精に流れたなんてことも自覚は無かったし、

やはり、正位置の方がぴったり来る。

 

この、「ピンとこない逆位置」は、9月から。

やっぱり、

8月の《運命の輪》が、タロット先生の予想以上に

かなり良い方向に大回転したおかげ、

と言えるのではないかなぁ。

 

私の意識が変わり

日常の一つ一つの出来事への反応を変えていったことで

タロット先生の予想していた「曇り要素」が

取っ払われた、と。

 

「逆位置」の性質を考える良い機会ともなりました。

 

アドバイスカード《ソード6》

逆位置が連続した9月〜12月について、

じゃ、どのような意識を持っていたらよいでしょう?と

アドバイスを求めた答えが、《ソード6》。

f:id:Sachi_de_Saint_Phalle:20200103074030j:plain

思考や情報、何らかの手段を変える

(=移行させる)ことで解決できるよ・・・

というアドバイスをいただいていたのですね。

 

考え方を変えることなんて、大き過ぎて、

でも意識せざるを得なかった大きな課題でもあったので、

ぶっちゃけ、お正月のタロット先生からのアドバイスだった

ということとしては、覚えてなかった。

 

でも、過ぎてみれば、

言われたとおりのことを、一年かけてやってきていた

ということだ。

まさに、このアドバイスに忠実に暮らしたことで、

逆位置の要素がとれて

すんなり正位置のエネルギーが実現した、というわけで、

なんと言いましょうか、

結果的に、めでたし、でめたし、デミタスコーヒー。

ありがとう!タロット先生!

 

 

sachi-de-saint-phalle.hatenablog.com

 

sachi-de-saint-phalle.hatenablog.com