【おしえて!オラクル先生】ドラム野郎とサンファル(2020年7月編)
サンファルのお悩みの現状をひもとくシリーズ。
根底には、密かに悩んでる人が、こっそり自分と照らし合わせては、自分はここまでひどくないわと胸をなで下ろしながら帰ったり、同じ穴のムジナどうしと遠くから共感してくれたりするという、隠しテーマが流れている。
【世界を作ってるのは、誰】
相手に気を使い続けてきたがゆえに、言葉がすぎたり、またその態度は何だよと言われて不本意ながらもそう感じさせたならとまず謝ったり、それはそれは何日もかけて心境を説明する長い長い長いメールを書いて送って出直したり。たりたり。
それもこれも、「経験している世界は、自分の意識が作っている」っていうアタマがあったから。でも今は、そのこと自体が私の邪魔をしているのではないか、というところに至りつつある。
意識つまり自分の内側が外に映し出されているというところに関しては、そうなんだろうと思ってはいるけれども、そのことで自分を言い聞かせようとしすぎてしまうと、
「嫌な思いをしてしまうのは、結局、自分のせいだ」
↓
「自分の内側のネガティブな部分を探して見つめて、早よ取り除こう!」
というふうに発想してしまいがち。でもそれは、
ハウスダストか体に良いわけないんだからと言って、
無理して家ん中ばっか掃除しすぎて無菌状態にしようとして
疲れてしまってる感じ?
いや、こんな掃除して体力消耗したかないんだよ、
と体を休めることで免疫あげる方が結果的には体に良いと気づき始めた
という感じ?
今までの私は、けっきょく自罰努力型。
典型的な奴隷体質。
【諦めの7月--2020年--】
あまりに頼るもんが無く、7月にタロット先生に尋ねたのに、8月にも尋ねちまった。まずここは7月変おっと、7月編。
相手と自分の二者それぞれの気持ちとか関わりを見るダイアグラム(左)と、じゃあそれでどうしていく?という、行動指針(右)を見たのさ。
まずは左のダイアグラムから。
【相手の気持ち、自分の気持ち】
1過去:「力」
まぁ、おれたち、やったるわ。おれたちならできるのよ! という力をみなぎらせていたのが始まりだった、というこのストーリーのスタート部分。そうだった。もう遠い昔。
2現在:▼「ソードPage」 (▼は逆位置ね)
ところが今は、ドラム野郎は警戒心だらけ。もう、こいつピリピリしすぎて、わけわからん、近寄れない、という感じ。そう。私は心から、演奏している最中にまでそんな警戒心ピリピリでいるなんて、つらかろうに、と思うが。
ドラム野郎は Page か Knight でよく出る。ここは己の未熟さゆえに警戒心過剰で行動する ▼Page で出てきて、やっぱり、という感じ。
3近い未来:▼「カップ7」
だからこのままいったら、実際には起きてないことまであれこれ考えすぎて、とっちらかるよ、と。だろうな。
目の前の相手がわけわからん、という状況が続いていくと、やがて頭の中は、不愉快さを避けようと先回りしてしまって、考えすぎ状態になる。
もうだいぶこの未来にさしかかっとると言っても過言ではない。あの頃の未来に僕らは立っているのかな。
・・・そこで、出た、キーカード。
4キーカード:▼「審判」
先送りしときなはれ。
まぁ、でも大事なことに気づいていくためのことですよ、と。
5ドラム野郎の気持ち:▼「ワンド Queen」
やる気はあるが空回りで周りを振り回す。そう。
6サンファルの気持ち:「ソード King」
冷静。思考と言葉で、きちきちっと手厳しい。他人より、自分に向けられた厳しさ。そう。
そうです。この最悪な状況を、最悪に苦しんでしまう要素はここに現れている。自分のこととして捉えてしまう。だからうんざりなのだ。
この自分に向けた虚しさは、常に私を背後から追いかけてくる。この虚しさに追いつかれて足を取られた人が、自殺っていう行為に至ってしまうのだろう、と、ずっと前から、そうねもう何十年間も、感じている。
このすべての不完全な世界の原因は最終的には自分の中にある、てゆか、不完全な世界そのものが自分の内側の東映おっと投影なのだ、という大前提の中で、それでも、お前の不完全さをそこまでこっちに向けてくるか?という状況は、いろんなミクロなレベルで起き続けることだ。
そこに対しては、それはおかしすぎるだろう、という自分の感情の存在を認めることにはしている。そのこと自体がまた虚しいわけだけど。
言葉を選び選び、態度を選び選び、できるだけできるだけここまでは言わんようにしていたが、そんな振り回し方があるかよ、そこまで自分の「怯え」のフィルターでしょーもない攻撃をしてくるんなら、こっちにはいくらでも言いたいことはありますけど、という現状。
すべて省くが。すべて省くよ。書いちゃ消し。消しちゃ書いたよ。ここに。
最終的に書いて、最終的に消したさ。618文字。文字カウントしてみたさ(笑)。これに導入とまとめ部分つけたら、ほぼ大学入試の小論文ぐらいになっちまう文字数だよ。でも消したんだ結局、ソードのキング様が。こうやっていくことが、向き合うことでもある。
そうやって、ソードのキングができる努力はし尽くした。こんな私の世界を作っているのは私だと聞いてから、それまでより穴があくほどずっとずっと自分に向き合ってきた。これでもか、これでもか、と自分の中に繰り返されるネガティブな要素を探しては向き合い続けてきた。
疲れた。
7最終予想:▼「ペンタクルス King 」
頑固で、他者とのコミュニケーションをしようとしなくて、ただのガチガチ。ですよと。
もし自分たちの積み重ねてきたものを、ほんっっとに生かしきってゆければ吉。と捉えることもできなくはない、かもしれなくもない。かな。
【課題以上の課題を見る】
大アルカナは、こちらが尋ねたくて尋ねているテーマ以上のことを考えさせてくださるカード様です。
大アルカナ先生が出ているところを掘り下げる。2箇所あるよ。
<1過去:「力」>
この物語のスタート時点の「志」的な部分。
サンファルの心とか、ドラムがサンファルの歌の核心的なところをポン!と感じ取れるタイプであったこととか、サンファルが一人でもがき苦しみながら歌っている要素を、おれのドラムが入ることでもうすこし人に広まる方に進む「聴きやすさ」が出るんじゃないか、という提案とか。
そこにあったのは、精神力とか行動力とか勇気とか。それを表しているのが「力」。
今振り返っても、これは何一つ、思い上がってもツケ上がっても間違ってもいない原点だ。
<4キーカード:▼「審判」>
アドバイスのお言葉。
そして、何かに気づいて再生していくために、いったん、ほっとくしかないよ。と。
自分の内面を統合することによる再生が必要なのだ。
でも解き放たれるための勢いが、今抑えられてるから、と。
むしろ、気づく方向に進んでいるからこその混乱でもあるのだろう。
だからこそ過去を引きずっている、まとまれない、とも言えるけど。
(このへんのことは、手を替え品を替え、カード先生からのメッセージは続く。8月編でも。ルノルマンカードの方でも。8月にはまた別の方面から手放せとか、内面を見つめろとか言われ、ルノルマンでは、引きずりまくっている現状の重たさを表すカードが並んでいる。)
【だから、どうするのか】
ここまでのダイアグラムは、ほとんど現状確認みたいなもんだった。
こういう場合、私はデッキそのままに引き続き「行動指針」を見ることにしている。
正逆の位置に良いも悪いもない、とは言え、だな。やっぱ、ぱっと見の印象として、全部さかさまかい・・・┐(´д`)┌と感じる。だいたいこうなるんだ。気分的に落ち込んでいるときにタロット先生に頼ると。
1行動指針:▼「ペンタクルス10」
私らいい感じのユニットだわね!っていうような行動は、せんでいいよ、と。
2心構え:▼「ペンタクルス7」
これまで色々がんばってきたし、ここでもうちょっとどうにか工夫して、なんとか・・・とか思わんでいいよ、と。
3落ち着きどころ:▼「吊られた男」
自らその試練を受け入れてると気付きなされ。
ですと。
【全体を見渡す】
大アルカナの位置はやはり、重要なチェックポイント。
あと、気になったのがペンタクルスの連続、King と Queen の乱れ愛。
【大アルカナの位置】
志→(迷いへの)助言→最終的に目指すべきところ
大きい志で出会って何かやろうとしとるんだろ?
うまくいかんなら離れとれ。
その先に得るもんがあると信じて、敢えてその試練受け入れとるんだから。
と、おっしゃってます。
この苦しみを、やっぱり私は選んでいるのだ。
【ペンタクルスたち】
ダイアグラムの「7最終予想」からの続きで「じゃあ、どうしたらいいの?」と尋ねた行動指針と心構え。この連続した3者すべてペンタクルス。
これまで築き上げたもの、やってきたこと、時間、努力・・・の部分に、意識が向いているということかな。
すべて逆位置で出ているのも、それへの警告というか注意の強調かもしれん。
「ペンタクルスKing」は「今までのことでガチガチにならんようにな」という警告を、「ペンタクルス10」「ペンタクルス7」は「今までの、とかそゆことは、いま気にすんな」というご助言を。
そうなんだろう。
【Queen & Kings】
ドラム野郎の気持ちが▼Queen、サンファルの気持ちがKing。力のぶつかりあい。
だから最終予想も▼King なのかね。ガシャンガシャンと、甲冑のぶつかりあうような不協和音が聞こえる。
まぁ、奴隷体質ゆえ、自分に鞭打って鞭打って鞭打って、
まだツラい
↓
「まだ私のがんばりが足りないんだわ!
ほら、世界は自分の意識でできてるんだから!
さ、わ、笑って!(ぐぃ!)」
的に歯を食いしばって笑顔作ったりもしてきたわけですけど(面白くなくても、顔が笑ってると、脳が楽しいと感じ始める、とかいうからね。我ながら健気だよ)、力尽きて、荒療治だが、そこで力を抜くという選択肢が見えてきた、という感じかな。
つくづくどこまでいっても奴隷種族だな。
でも奴隷種族の裏切り者になるのよあたしは。
デビルマン的に。
♪裏切り者の名を受けて、すべてを捨てて戦う男。
ん?すべてを「かけて」戦う、だったか・・・・?
私は戦わんけど。とにかくそういう意識の出発点にそろそろ立ち始めたとはいえ、まだそう簡単にデビルマンにはなれない。重い夏、同じお悩みでタロット先生に尋ねた8月変おっと8月編は、こちら。
sachi-de-saint-phalle.hatenablog.com
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